先月、僕が3年ほど使っているカメラ、CanonのEOS R6が故障してしまいました。
大事な撮影中だったのもあるんですが、かなり愛着があるカメラなのでショックが大きかったです…
その時の様子は記事にも書いているので、よろしければご覧ください。
僕はEOS R6を「マップカメラ」のオンラインショップで購入しているんですが、その時に「MAP安心サービス」という保証を付けていました。新品で購入した場合、購入時に5%追加で支払うことで“3年間の保証”を受けられるようになるサービスです。
今回はこのMAP安心サービスの保証期限が切れていなかったので、早速問い合わせして修理依頼を出しました。
MAP安心サービスのすごさ
MAP安心サービスは通常使用での故障のほか、落下や水没などの破損にも使える保証で、新品で購入する場合は5%の追加支払いで付けることが出来ます。
新品3年未満の自然故障の場合、なんと100%保証が効くと、MAP安心サービスの説明には書いてあるんです!!
詳しくはこちらを見てください。
修理依頼に必要なモノと、手順
詳しく分かりやすい手順が書かれたページがあるので、こちらも合わせて見てください。
僕はマップカメラのオンラインショップで、新品を購入しています。中古だったり、店頭だったりすると少し条件が変わってくると思います。
必要なモノ
まず修理依頼に必要なモノはこちら
・安心サービス加入証書
・記入済みの事故受付表
・お買い上げ票
・メーカー保証書
・故障したモノ
「MAP安心サービス加入証書」と、「事故受付表」はプリントが必要です。事故受付表はMAP安心サービス ナビゲーター内からダウンロード可能なんですが、自宅にプリンターがない場合、郵送してもらうことも可能だそうです。
ネットで購入した場合、安心サービス加入証書はマップカメラの「マイページ」▶︎「お取引状況」▶︎該当アイテムの「詳細表示」▶︎「安心サービス証書」ボタンから表示、プリントできます。
加入証書には
・加入証番号(MAPコード)
・氏名、住所、電話番号
・商品種別
・有効期限
・商品コード
・メーカー
・商品名
・シリアルNo
・購入金額
・レシートNo.
・販売担当
が書かれています。
これらの情報を、プリントした事故受付表に詳しく書く必要があるので、合わせて見てください。
僕の場合、加入証書にシリアルNo.(型式・製造番号)は書かれていませんでしたが、カメラ本体のラベルには記載されていたので、見ながら書きました。
また事故受付表の故障状況を書く欄には、出来るだけ細かく書くことをおすすめします。
修理依頼の方法
申し込みは、電話やメールで可能です。
連絡先は同じくMAP安心サービス ナビゲーター内にあります。
僕は電話が苦手なので、メールに。故障状況も合わせて書いて申し込みしました。
その時には、梱包材を送ってもらうことも出来ます。宛名は入っていませんでしたが、ダンボールや緩衝材を準備する手間が省けるのでおすすめです。
梱包して、新宿に発送
やってきた梱包材。まさにマップカメラで何かを買った時と同じ箱です。
僕は熊本に住んでいるんですが、だいたい2日くらいで届きました。
中を開けると緩衝材の山が入っています。
内訳はこのような感じです。プチプチも3枚ほどあります。
カメラはこれに包んで、隙間をほかの緩衝材で埋めました。
また、カメラは初期化などはしていません。バッテリーはひとつだけ差し込んで、ガラスフィルムなどもそのままにしています。
そして必要な書類も一緒に入れます。
あとはクロネコヤマトの営業所に持ち込んで、発送。住所は申込みの返信メールに書かれているので、間違いがないようにしっかり参照して書きましょう。
ちなみに送料は1800円くらいかかりました。
3週間で帰ってきた
そして今日、ようやく帰ってきました…!
発送した日は4月22日ですが、修理表の受付日には4月27日と書いてあります。それから完成したのが5月13日で、届いたのが今日5月17日の朝です。受付から到着した日を見ると、だいたい3週間くらいでした。
ただ今回は、「ゴールデンウィークを挟んでいるので、長引く可能性があります」とメールに記載してあり心配していたんですよね。最悪のタイミングになってしまったと…。
ですが思ったよりも早く届いて、本当にほっとしています。
まずは「メーカー保証書」「安心サービス加入証書」「修理表」が入っています。
その下に、本体が梱包されていました。
フィルムがついたボードで挟んで梱包してあるの、かなりしっかりしてますよね。
本体がこちら。本体と純正バッテリーで分けてあります。
本体は袋に入れられた上からプチプチに包まれて、さらに袋に入れられた3重構造になっていました。留めてあるテープも、剥がしやすいように端っこを折ってあります。抜かりがないですね。
梱包材たち。
完璧に修理してもらえた
今回は、センサーの故障のみだと思っていたんですが、点検してもらった結果、いろいろな部品の交換などをしてもらえているようです。
交換してもらえた部品は
撮像機構(センサー)部品
シャッター機構部品
ダイヤル機構部品
です。
「センサー」だけではなく「シャッター機構」も故障していたようなんですが、ほかにも個人的に効きづらさを感じていた「メイン電子ダイヤル」も交換してもらえています。修理表にはそのほか各部点検も行ったと記載されていました。
これら合わせて、「自然故障」という判定。修理料金は「141,350円」となっています。
驚愕!!!!!
しかしこれらがMAP安心サービスの保証内になっていて、僕は今回の支払いは一切ありませんでした!!!
保証に入っていなかったらと思うと、ゾッとします…。
帰ってきたカメラをチェック
最後に、帰ってきたカメラを触っていて気付いたことを書いておきたいと思います。
まず交換してもらったメイン電子ダイヤル。設定の変更やメニュー操作など、使う頻度がかなり高いダイヤルです。去年の中頃あたりから、回しても操作が反映されないことが増えました。それで騙し騙し使っていたんですが、今回一緒に交換してもらえて良かったです。
ストレスなく操作できるよう、確かに変わっていました。
モニターには「銀一×GRAMAS」というメーカーの、ちょっと高めなガラスフィルムを貼っているんですが、これは剥がされることなく、そのまま帰ってきたので嬉しかったです。
Mモードのみの初期化
カメラのボタンや撮影設定の初期化?は、マニュアルモードのみでした。
カメラの全体設定が初期化されていたら、また1から設定を戻さないといけないと思っていたんですが…
マイメニューもそのまま。マイメニューは、よく使う設定項目を好きに組み合わせてすぐに設定変更出来る、お気に入り集みたいなものですね。
他にも「Cモード」はそのままになっていました。点検のためにMモードのみを初期設定にしたのかもしれません。
またWi-Fi設定などは「使わない」に変わっていましたが、これもMモードのみで、かつ登録されている機器は初期化されていませんでした。
試しに撮ってみた写真。あれだけぐちゃぐちゃになってしまったのに、ちゃんと撮れるようになっています。
やっぱりこのシャッターを切る感覚がたまらんカメラです…。
次も、マップカメラで。
今回は、本当に保証をつけていて良かったと思いました。プロの方は、撮影中に1台が壊れても撮影を続行できるように、2台以上持ち運んでいると聞きます。しかし僕のような一般の人は、高性能のカメラを2台持つのは難しいことだと思います。その一方で、故障は突然訪れるかもしれないことなので、もう一台なんとかして持っておきたいなという考えにもなりました。
購入金額の5%ということで、僕は15000円ほど支払って保証をつけています。正直、購入時には高いなと思っていました。しかし修理料金を見た今後の僕は、2度と高いなどとは思わないでしょう。
保証の範囲が広いのも凄いです。見積もりが終わるまでは「保証の範囲外です」と言われないか怖い部分もあったんですが、保証内なので負担はありませんと言われた時にはやっぱり嬉しかったです。メールも都度送っていただいていたので、進行状況も詳しく把握することが出来ました。
まず間違いなく、これからもマップカメラの安心サービスを付けて買うことでしょう。
みなさんも、いつか来るかもしれないその時のために、MAPの安心サービスはどうでしょうか…!!