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【前編】エキサイトシートで撮る東京ドーム。都市対抗野球、7月15日のHonda熊本の写真。

東京ドームで行われた「第94回社会人野球都市対抗野球大会」、今年も行ってきました。

今回もHonda熊本の写真を紹介していきたいと思います。

この大会では、初めて「エキサイトシート」の席から撮りました。エキサイトシートはグランド内にある有料の席なんですが、目線が選手達と同じになるので、カメラ席と同じような感じのアングルで観戦できます。グランド内なのでファールボールも飛んで来やすく、観戦の仕方によっては危ない席。ですがかなり近くで撮れること、背景が遠くなってボケ感が得られること、臨場感がある写真が撮れる席です。

会員だとかなり安く買えるんですが、一般当日で買おうとすると1回5000円します…(ちなみに僕は一般です)

写真を撮りたい方は早めに一番前の席を買うということと、ネットで買うのと球場で買うのでは選べる席が違う説があって、なかなか好きな席に座るのは難しいと思いました。

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今回の撮影の作戦

Honda熊本の初戦は7月15日、対戦相手は西濃運輸でした。Honda熊本が1塁側ベンチです。

僕は今回は、応援席を背景に入れた写真を撮りたいと思い、3塁側のエキサイトシートを買いました。

というのもこの都市対抗での醍醐味の一つなのが、「応援」です。Honda熊本は企業カラーが赤色なんですが、応援グッズを持ったお客さんが集まることで、ベンチ側の席は赤一色になるのです。しかも7月15日は土曜日で、第3試合には別事業所のHondaも試合をします。なので1日通してお客さんもかなり多いだろうということで、3塁側から撮ることにしました。

また、毎年悩まされるのが「画質」の問題です。東京ドームは明るい方なんですが、どうしてもやっぱりカメラの露出感度を上げないといけないので、それに合わせてノイズが出てしまうんです。しかも野球となるとある程度シャッター速度を速くしないといけません。しかもしかも僕のレンズは400mmまで伸ばすと開放F6.3という値になる、かなり“暗いレンズ”なんです。外で撮る時みたいに1/4000のシャッターなどにしてると、画質がくしゃくしゃになってしまいます。

なので今回は動きを止めることを犠牲にして、画質を確保する作戦に出ました。シャッター速度は基本的に1/500(あんまり遅いシャッターで野球を撮ったことがないので、どこまで遅くして良いかもまだ分かってません)。

ということで今回は、エキサイトシートから、1/500のシャッター速度でHonda熊本を撮りました。ホワイトバランスはケルビン固定の4200くらいにしていて、後からRAW現像の時にまた色温度をちょっと調整しています。

(座った席からでは1/500、F5〜6.3だと、ISO2500〜6400くらいになりました。現像の時にノイズ処理もちょっとだけしています。)

ちなみにファールボール対策として、あまりファインダーを覗かず、ほぼライブビュー撮影(モニターの方を見て写真を撮ること)にしました。ファインダーを覗いているとどうしてもボールを見失ってしまうんですが、モニターを見るようにして構えておくとボールが飛んで来てもすぐに分かります。

なのでカメラ席やエキサイトで撮る時には、やっぱり一脚などをつけて撮るのが安全そうです(今回は手持ちでライブビュー撮影)

7月15日のHonda熊本

Hondakumamoto 2023 7 15 1

練習中の江頭且行選手。1/500なので腕はかなりブレます。しかし投げる瞬間というのが出てこれはこれで良いかなと思いました。止めたい時に止めれないのがアレなんですけれどね…

ただ、見てください。汗が飛んでいるところもちゃんと写ってます。かなり近く(というか目の前)で撮ってるので、こういう汗も写りやすいのかもと思いました。

Hondakumamoto 2023 7 15 2

試合前、応援席を入れて撮ったHonda熊本。気に入ってます。

ただ応援団の段の周りは座れないようになっていたみたいで、ブロックごと空いていました。ここも埋まってたらもっと凄かっただろうなぁと思いました。

Hondakumamoto 2023 7 15 3

初回、ホームランを打った山本卓弥選手!これは飛んでいくボールを入れようと思って、わざと引いて撮ってます。焦点距離は202mmみたいです。

ただこの席に座って思ったのが、ネットが入るなぁということ…

実は今大会のエキサイトシートは、公式の方のために一般の人が買えないブロックがありました。一番ベンチ寄りのブロックです。そのブロックあたりには小さいネットが張ってあったんですが、それがたまに写真に写り込んでしまいました。

僕が座った席も最前列ではなくて「4列目」でした(当日にはもう最前列は買えなかった)。買う前にこのネットのことは分かっていたので、写らないだろうと思ってその席を買ったんですが、やっぱり撮ってみるとダメでした。ネットは望遠端にするともっと消えるんですが、そのフチの太い部分はやっぱり消えませんでしたね…

Hondakumamoto 2023 7 15 4

だけど、この日一番感動したのがこの写真です。ホームランを打って、ダイヤモンドを一周する卓弥選手と、盛り上がる応援席…

これは…プリントして僕が飾りたい…

1塁の方はかなり遠いんですがピントも卓弥選手にちゃんと合っていて、応援席もいい密度のお客さんです。都市対抗の、しかもお客さんがいっぱい入っている時でしか撮れないシーンですね。

Hondakumamoto 2023 7 15 5

これはファインプレーだった山本力也選手。フェンスにぶつかりながら取ってました。エキサイトの前列だと席のフェンスが写らなくてちゃんと大きく撮れたのかもなぁ〜…と思いつつ、残しました。

Hondakumamoto 2023 7 15 6

ベンチ、特に稲垣翔太選手が叫んでいるっぽい写真。

Honda熊本が1塁側ベンチなので、打席を撮る時には背景にHonda熊本のベンチの面々が写ります。

これは右バッターの田場亮平選手(沖縄電力からの補強です!)を撮っていたんですが、ピントがベンチ側に行っています。というのも3塁側から右バッターを見ると、構えてる時は“背中側”を見ることになります。なのでカメラはバッターではなくて、顔が見えているベンチの面々にピントを合わせようとしたんですね。

僕はシャッターボタンの半押しでオートフォーカス、押し込みでレリーズ(シャッター)という設定で今まで撮ってきました。この方法だと、シャッターボタンを半押しにしている間は、カメラがどこかにAFを合わせ続けようとするので、肝心の撮りたい瞬間にAFが迷ってピントが飛んでいってしまうということも起こります。

今までも選手が遠かったり顔が見えてなかったりするとAFが迷う時もあったんですが、なんとかピントを合わせてやってきました。ただこういう場面でピントが外れてしまった場合、面白い写真になればいいんですが、困る時もやっぱりあるんですよね。一概には言えないところが面白いところだとは思うんですが!

Hondakumamoto 2023 7 15 7

右バッターの石井元選手。これは、「親指オートフォーカス(親指AF)」という方法で撮りました。シャッターボタンはシャッターを切るだけにしておいて、親指付近にあるボタンにオートフォーカスを設定して撮るやり方です。

この方法だと、一度親指AFで合わせておけば、シャッターを切る時にはピントが迷いません。この方法を使ってピントを合わせると、撮る時に背景の人にピントがいくということも減ります!

それで試しに撮ってみたんですが、結構上手くいってませんか!?

動いている時には常に親指AFを押し続けないといけなくなるので、その操作感には慣れが必要だと思います。ただ打席で構えてる時は止まってる状態なので、僕にも使えるなという感じでした。

ピントが迷うことに困った方は、ぜひ試してみてください。

Hondakumamoto 2023 7 15 8

応援席を背景に入れた、片山雄貴選手。シチュエーション的にはすごく好きなんですが、座れなくなっているブロックが抜けているのでちょっと気になりました。

あとこの日は、どうしても前側にネットが写り込んでしまいました。席の位置って大事ですね…これがもっとキラキラ反射してくれるとちょっとステキになるかもわからないんですが!

Hondakumamoto 2023 7 15 9

インパクトはこんな感じです。1/500なのでバットもボールもブレているし、ボールも伸びています。

バットもボールも止まり切っている写真も好きなんですが、動いている部分がブレていると、速い動きをしているぞ!!という感じでやっぱり良いなと思います。ただあまり遅くしすぎると今度は体側もブレていくので、単に手ブレしてるだけに見えてしまったりしそうなんですよね。

Hondakumamoto 2023 7 15 10

準矢選手と、蓑尾選手。なぜかフラッシュを焚いたような感じの写真になってますが、そのままです。

止まってる選手には1/500でも良いんですが、少しでも動いているとやっぱり止まりきってないなという感じがしました。ズームしてよくよく見てみると、微妙にブレてます。ブレは悪いことではないんですけれど、気になる時もやっぱりありますよね。

Hondakumamoto 2023 7 15 11

これも撮ってたらベンチに合ってしまったけれど、反応してるところが写って好きになったもの。すごい良い表情じゃないですか?

Hondakumamoto 2023 7 15 12

これも応援席を背景にしようと思って撮ってるんですが、僕の席からだとごっそり空いてるブロックの方が目立ってしまいました。

でも応援席を入れて縦構図で撮るのは好きです。

Hondakumamoto 2023 7 15 13

これはアウトに出来ているシーンです。僕的には思ったよりも止まっているなという感じですね。背景にベンチの盛り上がってるところが写ってるので、そういう意味ではやっぱりこの席は良いなと思います。

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3塁を回る蓑尾選手。1塁側は遠いけど、3塁側は大きく写せます。だからこそネットの写り込みが惜しすぎます。

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盗塁した江崎大輔選手。めちゃくちゃ足が速くて、盗塁に失敗しません。なので1/500だとやっぱりブレてます。こういうのはもっと遅くしてよりブラした方がいいのか、止めた方がいいのか…

その時自分がどう撮りたいかでも違うと思うんですけれど…

逆にもうちょっと遅くしてブラそうとしても面白かったかもしれないですね。

Hondakumamoto 2023 7 15 16

内野に打球がいって、すかさず点をもぎ取りにいこうとしたシーン。

土煙はシャッター速度が速い方がいいと思ってたんですが、1/500の速度でもなんか勢いよく巻き上がってる感じが出てませんか?土煙に勢いがついているような。気のせいかもしれないですが…

遅いシャッター速度って、結構面白いなと思いましたね。

Hondakumamoto 2023 7 15 17

グータッチする北村優コーチと川嶋克弥コーチ。北村優さんは選手兼任コーチです。

カメラの測光(明るさを測る機能)のせいかもしれないですが、北村選手たちは明るく写って、応援席はちょっと暗いですよね。これは3塁側に来た時に選手達にいっぱい光が当たってるからかもしれないです。

Hondakumamoto 2023 7 15 18

ホームインの瞬間。

すごく反応が良いですよね〜… 声が聞こえてきそうです!!やっぱりアングルが低いのってこういう情報が多くなる写真が撮れて好きです。

僕の場合はレンズ的にあんまりアップに出来ないので、あえて引いて、情報を足した写真にしているというのもあります。アップの写真も撮りたいな…

Hondakumamoto 2023 7 15 19

石井元選手、3ランホームランのシーン。

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宮崎梅田学園からの補強、林健太選手。アップでも写したいなぁと思うんですが、これは手前にも奥にも人が写った、情報が多い写真になりました。

Hondakumamoto 2023 7 15 21

試合後、応援席に向かって挨拶するHonda熊本。

こういうのも写したくてこの3塁側の席にしたんですが、やっぱりネットが惜しいですよね…
気にならないといえば気にならないんですが、「撮ってる人がここで撮ってる」感が残るんですよね。

それが良い時もあるんですが、僕的にはこの時のネットは消したかったです。

あと、100mmまで引いて撮ってるんですがかなりキチキチですよね。左側もあまり余白がないし、右側の部長さん達も写ってません。こういう時のために、カメラは2台体制にしておくべきかもなぁと最近思ってます。

今まで東京ドームで撮ってきたものとはまた違う写真が撮れて楽しかったです。ただやっぱりちょっと席としては高い料金なので、来年までにはJABAのゴールド会員になっておいた方がいいかなぁと思いました。

色温度も、今まで東京ドームで撮った写真はかなりオレンジっぽい写真にしてしまっていたんですが、今回はユニフォームが白として見える色温度にしてみました。やっぱナチュラルな露出、ナチュラルな色温度って良いなぁと最近マイブームです。

後編もお楽しみに!

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