今日も打ち合わせ終わりに、駅まで歩いて帰りました。
そこで今日もスナップをしたんですが、今日はいつもと違う方法を試しました。
写真家の西田航さん(@Nishida_Wataru)が言われていた、「置きピンパンフォーカススナップ」というものです。
カメラをオートフォーカスではなくマニュアルフォーカスにしておき、レンズをF10以上絞る事でピントが合う範囲を広げ、撮りたいと思った瞬間を逃さずにどんどん撮っていくというやり方ですね。
置きピンというのは、マニュアルでピントを固定して置いておき、そこに撮りたいものを合わせるという方法。(多分)
パンフォーカスというのは、レンズの絞りを絞る事でピントが合う範囲を広げ、”ボケ”の範囲をかなり小さくする撮り方。(多分)
僕のカメラだとどこまで同じ設定が出来るか分からなかったんですが、ぽんぽんと気軽に撮るのにすごく良さそうなので、試したくなりました。
フォーカスはマニュアルにして、無限遠?のあたりに合わせておきます。
露出設定は、シャッタースピードとISOがオートで、F値(絞り)がF10。
露出補正は-1から+1まで、状況に応じて試しながら撮りました。
ピクチャースタイルは忠実設定なんですが、全て適当にRAW現像しています。
レンズはRF35mmの単焦点。
出来るだけ画質劣化を抑えるためにクロップせずに撮っていましたが、たまにクロップしていたので56mm相当になっている写真もあります。
そこからトリミングしたりしているので、あんまり画質は高くないです。笑
とりあえず、今日はこの方法で適当に撮ってみて、どんな感じに撮れるのかというのを試した感じです。
置きピンパンフォーカススナップを試してみた。
この方法で撮った今日のスナップを紹介。
この間と同じ帰り道なので、撮った場面はだいだい似ています。
夕日に透けた花。
とりあえず逆光で撮ってみた。
ある程度絞っているので光芒も出ていますが、良い感じですよね。
写真の下側の暗くなっている部分に、透けた花だけ浮き上がっています。
これもなんとなくで撮ったもの。
信号機ってなんか撮りたくなりますよね。
工事中のクレーンと、道端の植物。
建物の間から通った光で照らされた建物。
建物のガラスに反射した俺。
なんか目のあたりに謎の白い線が被ってる。
レンガ街。
ぽわぽわの街灯が可愛いですよね。
そのぽわぽわの街灯の影が移ったトタン壁。
壁の照らされ方がすごく良いなと思って撮った、ちょっと異国風の建物。
ファインダーで確認のために覗いた時は分からなかったんですが、この写真を含めいくつかはピントが合ってませんでした。
ショーウインドウ。
逆光その1。
遠くの頭が尖った建物、見えますか?
山の方にあるなんとかっていう建造物なんですが、逆光にした事でなんとか形が伝わるでしょうか…
普通に写そうとすると逆に分からないんですよね。
逆光その2。
標識の形が浮き出て面白かった。
逆光…?
このくらいの時間だと、ただ撮るだけでもシルエットが面白いものがたくさん見つかります。
ラスト。
駅前の建物。
窓の反射がカラフルになっていました。
なんとか餅みたいで綺麗。
確かにバシバシ撮れるけど、やっぱり難しかった
撮った時はとにかく”なんとなくのもの”でも撮っていました。
撮るたびにファインダーで確認するんですが、その時はピントが合っているように見えたんですよね。
でも帰ってきて確認すると、バシッとピントが合っている写真はあんまり無い。
ただ、色味とか場面とか形とか、なんかそういう特徴が写真に残っていて、ピントが合っていなくても面白い写真が撮れるかもと思えました…!!
ピントの距離感というのはまだ全然掴めなかったんですが、スナップショットを撮るにはすごくいい撮り方だなぁ〜と、ちょっとだけ実感しました。
でも西田航さんがこの方法で撮った写真はもうほんとにこんなもんじゃなくて、凄くバシッと決まっていてカッコいいんですよね〜
オートフォーカスも好きなんですが、もっとマニュアルでも撮ってみたいなと思えた日でした。