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MOTHERHOUSEのアンティークスクエアバックパックを1年使った、形・経年変化・使用感のレビュー。

MOTHERHOUSE(マザーハウス)の革カバン「アンティークスクエアバックパック」を使い始めて、1年が経ちました!

なのでこの記事で、ツヤや外観の変化、ケア、使い心地について今思っていることをたくさん書いていきたいと思います。

カバンを買った時の記事はこちら!

MOTHERHOUSE「アンティーク スクエア バックパック」作り手のこだわりが詰まった革カバン。

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仕事でもプライベートでもこのカバンを持っていくんですが、本当に愛せるカバンになってきています。最初はカバンの使い分けをしていたんですが、最近はこのカバンを持っていく比率が多くなってきている気がします。

YouTube動画も作りました!

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ツヤと外観の変化

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こちらがうちにやってきて1年経ったアンティークスクエアバックパック。

まずは全体を見てください。

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正面

こうして見てみると、良い感じの濃淡!

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左側

意外と側面もカッコいい。

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背面

ベルトはよく曲がる部分なので、ほどほどにシボ感がありますね。あと右側のベルトには斑点のようなものがあります。

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右側

という感じの見た目になっています。

ちなみに写真は革オイルの「ラナパー」を薄く塗った状態で撮っています。

ツヤは最初の頃と比べると少し出てきている気がしますが、ケアを続けているのが現れてきているのかもしれません。

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僕的には丁寧に扱っているつもり(たまにズサン)です。ただ表面には、気付かないうちについたのか、それとも最初からあったのか分からない傷も増えてきました。

こういう傷は毎日のブラッシングと、定期的なオイルケアでだんだん馴染んでいくようです。

革製品は、だんだん味が出てくると言うではないですか。僕はそこまで味についてよく分かってはいないんですが、だからこそ出来るだけ丁寧に使おうと思っています。傷がついたとしても、丁寧に使ったりケアすることで馴染んで、それがいつしか味のひとつになる。僕はそう思っています。

形の変化

このカバンを使っている方には伝わると思うんですが、「形」を綺麗に維持するのがなかなか難しいというか、醍醐味のひとつなんですよね。

僕のものは第二世代なので、正面などに型崩れを防ぐ「芯材」が入っています。それでも普段から重いものを入れて運ぶなど、使い方や人によって形がかなり変わってくるんですよね。

他のスクエアバックパックユーザーや店員さんから「形が綺麗」だと言ってもらえることもあるんですが、ところどころ変わった部分もあります。

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一番僕的に後悔しているのが、この部分。フロントポケットの近く、側面の部分を少し凹ませてしまいました。

カバンを開けるとマチの部分に布が張ってあるんですが、そこと外の革の間に少し隙間が出来るんですね。最初の頃、そこに折り畳み傘を差し込んでいました。しかしそれによって側面の革の形が膨らむようになり、結果的に根本の部分が曲がって凹んでしまったようなんです。

それに気付いた時、そこに折り畳み傘を差し込むのはすぐやめたんですが、形はなかなか元に戻りませんでした…

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このカバンを使っている方が最初に言及する部分といえばこの「前胴の凹み」だと思います。

僕のものは凹んでいるように見えるかもしれませんが、実はこれは僕のカバンの最初からの癖なんですね。

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第二世代は前側に型が入ったことで、この凹みが出来づらくなっています。ただ個体差もあるようで、僕のものはこの上部の部分と前側の部分が少し丸みを帯びたような形になっているんですよね。

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最初の頃の写真。比べてみると最初の頃からこういう癖があったということが伝わると思います。むしろ今の方が、形が馴染んでいるような気もしますね!

形を維持するために

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このカバンの形を維持するためにやっていることも紹介。僕は長く使わない時(あまり外に出ない期間など)に、いらないタオルやシャツを中に詰めています。

これはマザーハウスの店員さんから教えてもらった方法。内側にタオルなどを詰めてパンパンにすることで、内側から革を張らせる状態にするんですね。

これをたまにやっていることで、形が維持できているのだと思います。

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そしてセットで使っている方も多いであろう、バッグハンガー。これを出来るだけ使わないようにしています。

というのも写真を見てもらうと分かる通り、こんな感じで取っ手が三角形に伸び、本体も引っ張られることで凹んでしまうんですよね…
しかも僕の場合は中身がMacやカメラだったりなど、重たいモノを入れていることがほとんど。その状態で吊り下げると一気に形が変わってしまうんです。

どうしても置き場所が無い時にものすごく役立つので、僕も普段からカバンにつけてはいるんですが、椅子やテーブルなどの置き場所がある時には極力「置く」ようにしています。

その他にも、型崩れを防ぐ方法を記事にまとめてみました。

▶︎カバンの型崩れを防ぐために僕がやっていること。

毎日&定期的なケア

革製品ということで、普段からケアも行っています。

僕のカバンは「プロテクション」と呼ばれるケアが施されています。雨などの水滴がついても染み込んで汚れにならないようにする、バリアのようなケアですね。これはだいたい半年に1回、店舗に行ってやってもらっています。

その他にも、マザーハウス製品を店舗に持って行くことで、オイルケアをしてもらうことも出来ます。ただ僕の場合はあまり店舗に行くことが出来ないので、普段のケアは自分でやることにしています。

最初は全然やり方が分からず、オイルをつけすぎたりしていたせいで逆効果になっていた時もありました。ただ店員さんから教えてもらったり、ケアの動画を参考にすることで、だんだんとやり方を覚えてきました。

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僕が使っているケアグッズ。

・コロニル ポリッシングクロス
・豚毛ブラシ
・コロニル シュプリームクリーム
・ラナパー レザートリートメント

基本的にはいま、この4つを使っています。

「コロニルのクリーム」を使ったケアは、だいたい月に1回。月始めにやるようにしています。

「ラナパー」はツヤが出たり撥水効果があるオイルなので、カッコよくしたい時や雨の日に外に出る予定がある時に塗っています。コツは、とにかく薄く塗ることです。

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この中の、豚毛ブラシを使った「ブラッシング」は、だいたい毎日やっています(忘れる時や面倒な時もあります)!

ブラッシングを普段からやることで、効果は色々あります。表面の細かいゴミを常に払って汚れになることを防いだり、ツヤが維持できたり。他にも毎日カバンを触ることで細かい変化に気付けたり…

最近はブラッシングをすると心もちょっと落ち着く、癒しの時間になっていたりします。

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他にも、クロスで磨くことでツヤが復活したりするのでたまにやっています。

オイルを塗った時もクロスで余分なオイルを拭うことが出来るので、手入れには必須ですね!

ちょっと前なので今と違うんですが、ケアの様子の動画を作っているので気になる方は観てみてください。

スクエアバックパックの使用感

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最初に感じた「背負いやすい」という感想は今でも変わっていません。

MacBookを入れると背中側に来るんですが、実は少しだけクッションが入っているので違和感は無いんですよね。それにショルダーベルトが身体に沿うようにカーブしているので、背負っても不思議なフィット感があるんですよ。

リュック型なので、肩掛けカバンなどに比べると中に入れたカメラなどはすぐ取り出せません。ただショルダーベルトを掛け替えることによって、ある程度取り出し方にはコツを掴みました。

フロントポケットには鍵を入れていることが多いんですが、片方のショルダーベルトを外せばそのまま手が届くので、結構使いやすいです!

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カバンにところどころ使われている、アンティークな金具。プラーはちょっと小さめでたまに掴みづらく感じることもあるんですが、全体的な雰囲気に一役買っているので欠かせません。好きな部分のひとつです。

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このカバン、中身は基本的に1気室なので、底に入れたモノは奥まってしまう特徴はあります。ただポーチなどを使って仕分けすることで、使いやすくなりました。

ユウボク東京「デイズポーチ」をバッグインバッグとして使ってみる。

背負ったままだとあまり印象が良くなさそうな時には、取っ手を持って手持ちにすることもあります。ただ僕のカバンの中身が重たいので、手持ちすると形が変わってしまいそうな不安は少しあります。今のところ、芯材とケアのおかげか意外と形は維持出来てますね。

これから

このカバンを使っていると、周りの方からたまにカバンを褒められることがあります。以前はあまりなかったことです。

その度により愛着が湧いて、ケアももっと頑張ろうとか、もっと丁寧に大事に使おうと思えます。

最近は以前より遠出することも少し増えたんですが、これからもこのカバンと出かけて、出来るだけいっぱい思い出を作りたいなと思います!

最近、アンティークスクエアバックパックはリニューアルして、新色も出ました!このカバンが気になっている方は、店舗に直接行くことをおすすめします。

カバンはひとつひとつ、色味や濃淡、形が違います。見比べたり、店員さんとお話しして迎え入れるカバンを決めるのが良いと思います。この記事を読んで、スクエアバックパックやマザーハウスに興味を持ってくれる方がいればとても嬉しいです。

ちなみにカバンに入れているモノは、別の記事でいっぱい書いていますので、良かったら読んでください。

【2023年版カバンの中身】革カバンと持ち歩くモノたち。

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