こんにちは、高山大知(@daichihandflute)です。
前回「ブログの書き方」という記事を書いたんですが、今回は僕がブログを書くときに気をつけていることを紹介します。
「ブログの書き方」では、“記事を書いた後は見直しをする”という話をしているんですが、それに合わせて他にも気をつけていることです。
これからブログを始めたい人や、今ブログを書いてる人も、気をつけて損なことではないと思うので、参考になれば嬉しいです。
悪口を書かない。
まず一番に気をつけているのは、悪口を書かないようにするということです。
なぜなら読んだ時に、嫌な気持ちになってしまう人の方が確実に多いと思うからです。
ただレビューや体験談になってくると、悪口とは言わなくても、良くなかったところやデメリットを書きたいときもありますよね…。僕はそんなとき、感情に任せないように気をつけています。勢いがある悪口ではなく、落ち着いて理由を書き、できれば解決法なども合わせて書きたいところです。
敬体と常体の混ぜ方に気をつける。
文法の話なんですが、僕は敬体と常体の混ぜ方に気をつけて書くようにしています。
敬体とは「です」「ます」「でした」「しました」「ください」という文法。常体は「だ」「である」「だと思う」という文法です。
これは人によって文章の書き方やスタイルが違うので、どちらの書き方が正しいということではありません。ただ、出来ればどちらかに統一すると、格段に読みやすくなります。
実はこれら敬体と常体の混ぜ方を間違えると、文のリズムや、書いている人の立ち位置などが大きく変わってしまうんです。
僕はどうしているかというと、基本は「です」「ます」という文末になる敬体で書いています。こちらの方がなんとなく、読んでいる人に語っているように、説明するように書けるような気がするからです。なので文末を常体で書くことはあまりありません。
しかし文のリズムを作るために、常体も使っています。例えば全ての文末が「です」「ます」だと、同じ文末が続いてしまうことで読みづらくなるんですよ。
そこで常体。僕は文を一度途中で区切るために、常体を使うことが多いです。たとえば敬体の文に常体を混ぜるときは、「体言止め」と「独り言」にだけ使うようにしています。
「体言止め」とは、単語で止める文の書き方。体言止めの場合は、敬体の文に混ざっていても、あまり違和感がないんです。「独り言」に使う場合も違和感がありません。上手く混ぜると、文のリズムを作ることも出来るんですね。
逆に常体が基本文法の場合、敬体はすごく混ぜづらいと思います。ですがあまり気にしていなかった方は、一度どちらかに統一して書いてみてください。かなり読みやすくなるのでおすすめです。
一文を短めに。
僕は、できるだけ一文を短くしています。ついつい長く書いてしまうことも多いんですが…笑
ひとつの文章が長くなると、途中で読点を打ったとしても、言いたいことが分かりづらくなります。一文に含まれる情報が増えすぎるからです。一文を短くすると情報が絞られるので、読んでいる人が理解しやすくなります。
できるだけ一文の文量を少なくして、一節を短く書くようにすると、その分に含まれる情報が少なくなるので、読んでいる人が理解しやすくなるわけですが、そうやって普段から気をつけて文章を書くことで、伝えたいことを文章に表現しやすくなるし、読者さんがほかの記事を読んだときも疲れづらくなり、とても読みやすいブログになっていくのではないかと思っているところもあります。
…このように一文が長くなると、情報が増えすぎるんですよね。
分かりやすい文を書くなら、まず短くまとめるところから。僕は気をつけても長くなってしまう時があるんですが、頭には入れるようにしています。
それから、文を書く時にはこの本にかなり影響を受けています。ブログを書く人にもおすすめしたい本です。
▶︎読まれる・伝わる文章の書き方が分かる本「短いは正義(田口まこ著)」Kindle版 | signature – シグネチャー
誤字脱字、文法を校正する。
文章を書いたら、誤字や脱字、文法の校正をするようにしています。
特に誤字・脱字は、声での会話と違って目につきやすいので気になります。漢字の使い分け方が違ったり、送り仮名などが間違っていると、適当に書いている印象を持たれてしまうことも…。
できるだけ無くせるように、公開する前に何回も読む。公開した後にも読んで、見つけたらすぐに直すようにしています。気付かないときもあるんですけれどね…。
書いていているときは、少し勢いで書いていることが多いいもの。なので、自分は分かっているけれど、意味が分かりづらい分のまま書いてしまうこともあるんですよ。なので5時たづじだけでなく文法も直すと、読みやすさが上がります。
…上の文にはわざと誤字を混ぜたんですが、見つけましたか?見つけてしまうと、ちゃんとした話をしていても、これだけで説得力がなくなってしまうんですよ。
最低でもこれらを気をつけると、書いていても読んでいても気持ちがいい文章を書けるのではないかと思います。
良い言葉、伝わる言葉、強い言葉から探してしまいがちだけど、まずはこういった基本から正していきたいところです。
人によってスタイルは違うと思うけれど、僕はこれからも心がけたいですね。
ちなみにこれはブログだけではなくて、メールでも同じことです。特にスマホでメールを打つ場合。予測変換によって、自分が意図していなかった漢字に変換されていることも多いんですよね。LINEなどでも、パパっと書いて送ってしまう癖がつきやすいと思うんですが、一度こうして直す癖をつけるのがおすすめです。
僕はよく誤字に気付かずに送ってしまうので、戒めながらこの文を書いています。ありがとうございます。ブログに感謝。
専門用語は言い換えたり、初見の人がわかるように説明を入れる。
レビューを書く時によく出てくる専門用語。できるだけ、そのモノについて知らない人でも分かるような書き方をしたいと思っています。
レビュー以外もなんですが、おいてきぼりになってしまうと、途端に文を読むのが面倒になりませんか?一度読むのが面倒だと思ってしまうと、興味のあるところだけを読もうとしてしまい、結局印象に残らないことが多いです。特に専門用語が多かったり、説明が分かりづらかったり、自分にはあまり関係ない内容かと思ってしまうときですね。
例えば専門用語は、日常会話で聞き慣れないものなら言い換える。もしくは、初見の人にも分かるように説明を入れるようにしたいと思っています。ただ、説明が多くなりすぎると文のリズムが悪くなってしまうんですよね。途中で一度話が途切れるような感じになりやすいからだと思います。
なので、説明を入れすぎて読みづらくなるなら、誰でも分かりやすい言葉や言い方に言い換えることが基本かもしれません。
意識していても間違う
ブログを書く時に気をつけていること、という話でした。
主に文章を書く時に気をつけていることですが、意識していても気付かなかったり間違う時はやっぱりあります。でも、意識しないと気付かないままなんですよね。
なのでこれからも多分間違いながら書くと思うんですが、それでも忘れないようにコツコツと書いていきたいですね。
もし意識していないことがあったら、ぜひ試してみてください。
前回書いた「ブログの書き方」も一緒に読んでもらえると、とても嬉しいです。