僕が使っているマザーハウスの革カバン「アンティークスクエアバックパック」
すっかりファンになっているブランドなんですが、今回遠征で大阪にやってきたので、「MOTHERHOUSE 大阪本店(NU茶屋町)」に行ってきました。
MOTHERHOUSE(マザーハウス)は、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をコンセプトにしているブランドです。
バングラディシュに工場を持ち、現地の職人さんが、素材を活かした商品を手掛けています。
「MOTHERHOUSE 大阪本店」は、大阪市北区にある「NU茶屋町(ぬーちゃやまち)」の1階にあります。
NU茶屋町をグルっと歩くと、外側からも直接お店に入れます。
僕は以前、秋葉原にある本店に行きました。
お店の店員さんとも話したんですが、店員さんのマザーハウス製品への愛がとても伝わってきました。
僕もそんな風に、自分の好きなことを語って伝えられたら楽しいだろうなと思ったことが、このブログやYouTubeをやる上で大事にしているところです。
目的はプロテクションケア
僕の「アンティークスクエアバックパック」は、マザーハウスのオンラインショップで買いました。
店頭でも出来るんですが、購入時に「プロテクションケア」を施してもらっています。
プロテクションケアは、カバンに汚れが入っていかないように守ってくれるケアなんですが、6ヶ月ほどで効果が薄くなります。
僕が買ったのは5月18日なので、ちょうど11月頃が再ケアの時期。
するとマザーハウスからメールで、本来有料のプロテクションケアを無料で行えるチケットが送られてきました。
11月に大阪に行くことは決まっていたので、これはもうこのタイミングで行ってみるしかないなと思い、大阪の本店に行くことにしました。
ブラッシングやオイルケアはいつもやっているんですが、プロテクションケアを自分でやるのはなかなか難しいんですよね。
これは大阪本店の店長さんにプロテクションケアをしてもらっているところ。
写真撮って良いですか?と聞くと、こころよく「撮ってください」と言ってもらえました。
前のプロテクションと汚れを落とす「クレンジング」や、「新しいプロテクション」はもう済んでいて、今最後の仕上げをしているところらしいです。
ケア中は濡れているのですごくテカテカしています!
そしてケア後のバックパック。
写真で伝わるかわからないんですが、僕がケアするよりも100倍活き活きしているような気がします。良かったねぇ。
僕の扱い方が悪くてへこませてしまったところも、少しシワを馴染ませてもらえました。
裏から手を当てて、表から専用のツールを使って撫でる感じでした。
こうすることで、凹み自体を少し目立たなくする効果があるらしいです。
ありがたい。
色んなケアの方法がありますね。
僕は荷物は多くはないんですが、ひとつひとつが重ためなので型崩れを起こしやすそうです。
他にもケアのコツも教えてもらえたりしました。
「動画」で話したんですが、「ラナパー」というレザーオイルがあります。
撥水&保護効果があるのでこれも定期的に使った方が良いんですが、なんか僕が塗ると”くすんでしまう”感じになって上手く使えなかったんですよね…
するとどうも、分厚く塗りすぎが原因だったみたいです。
すこししっとりするオイルなので、塗りすぎてしまうと空気中の汚れをくっつけてしまうみたいです。
なので、分かるか分からないかくらい、うすーく塗るのが良いそう!
もしかしたら前も教えてもらったことだったかもしれないけれど、これで覚えました。
今度やってみます。
こちらは店舗にある「アンティークスクエアバックパック」
左のものが通常サイズ、右のものがラージサイズです。
サイズだけではなくて、カバンによって革の濃淡や形が微妙に違うんです。
なので、ぜひお店に足を運んで、店員さんと話しながら見てみてください。
この表面の濃淡は、マザーハウスの「アンティークシリーズ」に使われている牛革の特徴です。
この濃淡、以前は手作業でつけられていたらしいんですが、最近は特殊なスプレーを使っているらしいです。
しかし、その後にはやっぱり手作業があるらしく、革の性質やその時々で模様が変わってくるということみたいですね。
手作業だけだと思っていたので、勉強になりました!
使っていくと味が出てくるカバンではあるんですが、出来るだけ綺麗に使って、長く一緒に生きていきたいと思います。
MOTHERHOUSE 大阪本店の雰囲気
今回もたくさん写真を撮ってきたので、ここからはお店の雰囲気をお伝えしたいと思います。
マザーハウスの店舗は「第二の家」というコンセプトで作られているらしく、レイアウトだけではなくて内装も独特の持ち味がある気がします。
そしてこの大阪本店は、マザーハウスが展開する「レザーグッズ」「アパレル」「ジュエリー」のプロダクトと商品を、全てひとつの店内で見れるように作られています。
それでいて「秋葉原にある本店」とも全く違う雰囲気でした。
入り口には、建築家の「藤森照信さん」が手掛けた展示台が。
宿木のような感じなのかな。
ここに製品をかけて展示していることもあるみたいです。
藤森照信さんは、秋葉原にあるマザーハウスのアパレルブランド「e.(いーどっと)」の店舗や、銀座店のデザインも手掛けられている方のようです。
なかなか全てを紹介するのは難しいんですが、写真で雰囲気が伝わるといいなと思い、色々撮ってみました。
アパレルブランド「e.(イードット)」
ストールも。
マザーハウスの山口絵理子さんが手がける新ブランド「ERIKO YAMAGUCHI」は、大阪にある別店舗「阪神梅田店」の方に展示されているようです。
ジュエリーブランド「JEWELRY MOTHERHOUSE」
レザーグッズ
店頭ではレザーケアの用品を買うことも出来ます。
僕もお店で、ブラシやレザークリーム、クロスなど買って、ケアで使っています。
LITTLE MOTHERHOUSE
今回お店の前の歩道には、「エシカルマルシェ」というマルシェが出店されていました。
マザーハウスさんも、チョコレートブランド「LITTLE MOTHERHOUSE」を出店。
ここに並んでいるのは、LITTLE MOTHERHOUSE(リトルマザーハウス)の「IRODORI CHOCOLATE(イロドリチョコレート)」というチョコ。
マザーハウスには「IRODORI(イロドリ)」という、四季に合わせた鮮やかなグラデーションをつけたアイテムがあります。
境目が分からないようにグラデーションをつけるのが本当に難しいらしいです。
「イロドリチョコレート」もそんな風にグラデーションがついていて、それぞれが味の違うチョコレートになっています。
店内にもこんな感じで展示されていたので印象的でした。
マルシェではパッケージと、チョコレート(サンプル)を展示。季節ごとに名前がついています。
僕も「こうよう / 紅葉(クランベリー×シナモン)」と「しゅうせい / 秋声(抹茶×ほうじ茶)」を買ってみました!
僕は帰りが飛行機なので割れが心配だったんですが、パッケージの周りにクッションを巻いて貰えました。
保冷剤も一緒に入れてもらうことが出来るそうなので、安心です。
「寄り添い」のあるお店
「MOTHERHOUSE 大阪本店(NU茶屋町)」に行ってみたレポートでした。
書いてて思ったんですが、店内を撮った写真の暖色がちょっと強くなってしまった気がしました。笑
目で見た明るさなどを思い出しながら現像したんですが、行くかたによっても見え方が違うかもしれません。
僕の使っているアンティークスクエアバックパックはファンが多いカバンなんですが、ぜひ興味がある方はお店に行ってみて欲しいなぁといつも思います。
店員さんと話していても、押し付けなどは無く、寄り添いが感じられます。
秋葉原にある「本店」では、店員さんが実際に使っているマザーハウスのカバンを見せてもらったりしたんですが、ケアに行くついでに好きなところを語るのもとても楽しいと思います。
僕もまだマザーハウスのことを全ては知らないんですが、機会があればあちこちにある店舗に行って、見てみたいと思います。
うちから一番近い福岡の店舗にはまだ行ったことがないので、行ってみたいです。