朗読は聴くだけでなくて、見る体験も出来る。朗読展「”昭和の貌”を聴く」に行って来ました。

TRIP

朗読って、聴くだけのものって思っていました。


8月7日に「珈琲店ミック」で行われた朗読会に行ってきました!
「ミック」は、八代駅前にある1967年開店の喫茶店。八代の方なら知らない方はいません。

今回の朗読会は、「ミック」の55周年として企画されたもののひとつで、ミックの店内で行われました。


珈琲と画廊 珈琲店ミック
open 9:00
close 18:00
熊本県八代市萩原町1丁目2−7

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「昭和の貌(顔)」を聴く

朗読サークル「声音(ことね)会」presentsの「『昭和の貌』を聴く」という会。
弦書房出版「昭和の貌 《あの頃》を撮る」を朗読する内容です。

章ごとに分けられているんですが、今回の朗読会ではその中から6章が取り上げられていました。
主催は、ほんだことねさんの朗読サークル「声音(ことね)会」

出演は声音会から小川眞人さん / 川邉敬子さん / 香山眞理子さん / ほんだことねさん / 前田美紀さん / 宮脇利充さんの6名。そして著者の前山光則さんと、ピアノ・歌の村井智子さん。


「昭和の貌」は、八代出身の写真家「麦島勝(むぎしままさる)」さんが撮影した写真と、「前山光則(まえやまみつのり)」さんの解説で構成されている写真集。
麦島さんが見た当時の景色が誇張なくそのまま写されていて、前山さんの解説で伝えられています。
集団就職やダムの話が書かれていたり、当時流行した歌などが出て来ました。
流行歌は、実際に朗読の流れのまま村井さんのピアノと歌で歌われたりしていて、臨場感がありましたね。

ミックでは55周年記念「『昭和の貌』を読む」と題した写文展も行われています。
期間は令和4年7月28日から8月16日まで。
店内には写真と解説が展示されています。

こちらは「昭和の貌」の現物。
朗読会では購入することも出来ました。

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朗読を聞く、見る

朗読って普段あんまり聞くことが少なかったので、あんまり触れてこなかったんです…
なので、朗読って聞くだけのものだと思っていました。

確かに聞くだけの朗読もあると思います。
ラジオや配信などでは、実際に読まれているところが見えない(想像しづらい)ので、余計そう感じるのかもしれません。僕の聞き方が浅いだけかもしれないですが…!

今回は、朗読されているところを実際に目の前にして見ることが出来ました。

そこで僕が気付いたのは、「聞くだけではなくて見て感じられることがとても多い」ということです。

今回は章ごとに朗読される方が入れ替わるので、それぞれ読み手によって読み方や声色が違うんですが、どの方にも共通していたことがあります。
それは「朗読を表情でも表現している」ということ。

昭和の時代って実際に見て来たことが無いので、どうしても想像になってしまうんですよね。
写真を見ても、解説を聞いても、どうしても全てを知るのは難しいのかもしれません。
ですが読んでいる方はどの方も、写真と文章から実際の景色を頭の中に広げて、それを表情と声で伝えてくれるんです。
声で表現しているというのはもちろんだと思っていたんですが、それが表情にも表れていたんですよね…!

僕は偶然一番前の席に座れたことで、朗読者の顔もよく見ることが出来ました。
普段あまり朗読に触れていない僕が一番前の席に座ってもいいのかな…とすごい億劫だったんですが。笑
結果的には一番前に座れたことはとても幸運でした。

朗読者の声と表情から、実際の景色や話している人物の顔まで、しっかりと頭の中に浮かび上がらせられました。
隣に座られていた方は実際に実本を手に取られて聞かれていたので、僕は朗読を聴きながらその本の写真もチラチラと見ていました。笑
するとその方は本の写真をところどころ見せてくれて、休憩中にも解説したりしてくれました…!
後から聞いたら偉い方だったそうなんですが、見せていただいたおかげで僕も場面をイメージしやすかったです!ありがとうございました。

行動して、伝えること

やっぱり実際に自分で動いて体験することってとても大事ですね…
こないだから感じていたことではあるんですが、今回益々そう思いました。

人とも関われることもそうですし、自分で見て聞いて感じることって、本物の経験になるんですよね。

この本の写真を撮られた麦島さんも、写真の数以上に行動しているのだと思います。
とにかく自分の足で歩いて、見て感じたものを残している…

それが現代に残っていることも、本という形になって伝えられていることも凄いことですよね。
写真はモノクロなんですが、色がついているかいないかなんて関係ないんですよね。
撮影者が見たものが、そのまま残っている。
それが前山さんの解説や、朗読する方によって伝えられて、聞いた人が受け継ぐ。

僕もこうしてブログに書くことで、また読んだ方に伝わる…

僕は色々浅いのでしっかりとした感想が書けている気は全くしないんですが、今回感じたことが少しでも読んだ方に伝われば嬉しいです…!

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