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「ガンダム 水星の魔女(1期)」の企業や用語、世界観まとめ。

2022年10月2日から始まった新作ガンダムシリーズ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が、2023年1月8日にシーズン1の最終回を迎えました。
シーズン1は12話までで、2023年4月からシーズン2が予定されています。

今作のガンダム、本当に面白いですよね。感想や考察を読みつつ、毎回真面目に追っていて楽しいです。
しかし、新しい世界観なので、結構分からない事が多いんですよね。しかも今作は結構テンポが良く作られているので、企業や用語などが分からないまま観ている方も多かったと思います。

ガンダムを観るのは今作が初めてという方にも楽しんで貰えたら良いなと思うので、主要な用語や企業、世界観などをまとめてみます。(少しだけネタバレを含むかもしれません)

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暦(こよみ)

「水星の魔女」の暦は、A.S.(アド・ステラ)。
人類が宇宙に進出して、経済を形成している時代。

本編開始は、「A.S.122年」となっています。

企業・勢力・施設など

ベネリットグループ

モビルスーツの製造産業最大手と言われている、複合企業。
「ベネリット社」をトップに、「ジェターク・ヘビー・マシーナリー」「ペイル・テクノロジーズ」「グラスレー・ディフェンス・システムズ」の3社で運営されています。
「デリング・レンブラン」が総裁。
物語の舞台である「アスティカシア高等専門学園」も運営しています。

モビルスーツ開発評議会

モビルスーツ開発を助け合うことを目的とした組織です。
「ジェターク社」「ペイル社」「グラスレー社」をはじめ、モビルスーツを製造する企業のトップたちがメンバーになっています。

「カテドラル」という監査組織が傘下についていて、「プロローグ」では組織に所属する部隊「ドミニコス隊」が武力を行使して、「ヴァナディース機関」のラボを襲いました。

ヴァナディース機関

身体拡張技術「GUND(ガンド)」を研究している組織です。
「オックス・アース社」から資金提供を受ける代わりに、「GUND」の軍事転用に手を貸すことになりました。

「プロローグ」で登場した「ガンダム・ルブリス」を開発していたのは、ヴァナディース機関のラボです。

本編現在では存在しているか不明です。

スペーシアン

宇宙に住む人々。地球に住む人々「アーシアン」と差別し合っていますが、この世界での立場はスペーシアンの方が上のようです。

アーシアン

地球に住む人々。「スペーシアン」から搾取されたり差別されているようなので、スペーシアンよりも立場が下になっているようです。宇宙世紀の「アースノイド / スペースノイド」とは、立場が逆のような位置付けです。

それによって「チュアチュリー・パンランチ(チュチュ)」のように、スペーシアンに反発している人も多く、地球ではデモも多く行われている様子です。

シーズン1終盤に登場した「フォルドの夜明け」は、アーシアンの反スペーシアン組織です。

水星

主人公「スレッタ・マーキュリー」が暮らしていたのが水星です。
スレッタは16歳まで、水星軌道上にある「ペビ・コロンボ23」という基地で暮らしていました。

シン・セー開発公社

水星でのパーメット鉱物採掘を主に創業された企業で、「ベネリットグループ」の傘下企業です。
本編開始時のCEOは、スレッタの母「プロスペラ・マーキュリー」です。

「ガンダム・エアリアル」は、このシン・セー開発公社所属のモビルスーツということになっています。

株式会社ガンダム(GUND-ARM Inc.)

第7話「シャル・ウィ・ガンダム?」で、「ミオリネ・レンブラン」が立ち上げた学生企業です。

会社方針は、「GUNDによる医療事業」。

モビルスーツ

ガンダム

この世界でのガンダムは、「GUND(ガンド)フォーマット」を搭載したモビルスーツのことを指しています。「ガンダム」という呼び方は通称のようで、正式には「GUND-ARM(ガンドアーム)」と呼びます。
「ガンダム」の機体の各部には「シェルユニット」という制御端末を内蔵。それによって、GUNDフォーマットによるパイロットとの情報処理・伝達を可能としています。劇中では、パーメットスコアを発動するとシェルユニットが発光しています。通常は赤く発光しますが、「スコア6」を発動した「ガンダム・エアリアル」のシェルユニットは、青く発光しました。

「パーメット」という物質をパイロットに流入させることで、機体とパイロットを「直接」繋いでいます。このシステムがあることで一般的なモビルスーツとは次元が違う機動性を持つのが「ガンダム」の特徴なんですが、その情報処理自体にはパイロット自身にかなり負担が掛かります。

「パーメットスコア」のレベルを上げれば、更に機動力を上げられたり、GUNDフォーマットを利用した兵器を使えるようになります。その分パイロットの負担は増えていき、精神や身体を蝕んでいきます。

それによって機体に命を吸い取られる事が起こるようなので、ガンダムは「呪いのモビルスーツ」と呼ばれ、ガンダムを駆るパイロットは「魔女」と呼ばれています。

ガンビット

GUNDフォーマットを利用した、次世代の遠隔兵器システムです。「GUNDビット」が正式名称。
通称として、「スウォーム兵器」とも呼ばれています。

用語

GUND(ガンド)

「パーメット」を利用した、身体の拡張技術。
宇宙に出た人類の身体機能障害を補助することを期待して、「ヴァナディース機関」が研究していました。

軍事転用して「GUNDフォーマット」を搭載するモビルスーツ「ガンダム」が現れたことで、モビルスーツ開発評議会から研究機関ごと排除されてしまいました。が、「株式会社ガンダム(GUND-ARM Inc.)」がGUNDによる医療事業を目指すことになりました。

パーメット

太陽系に存在する鉱石資源から発見された元素。
パーメットとパーメットで情報を共有する性質があるらしく、推進剤などと合わせて使われたりしているそう。
このパーメットを身体に流すことで、「GUND」という技術が活きています。

GUNDフォーマット

GUNDを軍事転用したものを、「GUNDフォーマット」と呼びます。
モビルスーツとパイロットをGUNDで接続して、システムや武装を制御する事ができ、これを内蔵したモビルスーツのことを「GUND-ARM(ガンドアーム)」、通称「ガンダム」と呼んでいます。

接続した人間への負担がGUNDよりも大きく、多用が出来ません。

パーメットスコア

ガンダムを制御するための、情報伝達レベルと思われます(詳しい説明がありません)。
レベルが上がるほど、機動力が上がったり、GUNDフォーマットを使ったビット兵器が扱えるようになったりします。その代わりパイロットの脳や身体の負担が増えていくようです。

パーメットスコアが2以上になると、ガンダム各部のシェルユニットが発光します。劇中では、スコアが上がっていくと、パイロットの顔や身体に、シェルユニットの発光と同じような光が浮かび上がります。

ビット兵器を動かせるようになるのは「スコア3」以上で、スレッタ以外のキャラクターはコールしてスコアを上げていくようでした。

「スコア3」以上でもかなり身体に負担が掛かるようですが、ガンダム・エアリアルの「スコア6」を発動した際にも、スレッタには負担が無いようでした。

フロント

この世界でのコロニーのようなもの。
小惑星を基部にした、人工居住施設のことを「フロント」と呼びます。

アスティカシア高等専門学園

「ベネリットグループ」によって運営されている、フロント73区にある高等教育機関です。
主人公たちが通う学園です。

「ベネリットグループ傘下の企業による推薦」によってでしか入学出来ないようになっています。

「パイロット科」「メカニック科」「経営戦略科」の3つの学科があり、学科と学年によって学籍番号が変わります。
主人公「スレッタ・マーキュリー」は、「パイロット科2年」に編入しました。

決闘

アスティカシア学園で行われている、モビルスーツを使った学生同士の私闘です。
お互いに望むモノを賭けて闘います。
相手モビルスーツのブレードアンテナを折った者が勝者となります。
全ての決闘は、「決闘委員会」という学生に運営されている組織が取り仕切っています。

ホルダー

「ホルダー」は、決闘の勝者の中でも最も優秀な生徒にのみ与えられる称号です。
ホルダーの学生はパイロットスーツや制服が、白を基調としたものになります。

世界観を知ると、深みが増す

「ガンダム 水星の魔女」シーズン1に登場した、主な企業や用語、世界観をまとめてみました。

シーズン2は2023年4月から放送予定です。配信サイトでは見逃し配信も出来るので、この機会に最初から観直すのも面白いと思います。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト
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