テレビ版「ガンダム 閃光のハサウェイ」第2話の感想。エンディングの入り方が最高だった。

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」テレビエディション、1月22日放送第2話(全4話)。
第1話は、空港で調査を受ける前、ギギとの会話が終わったところで終了でしたね。

第1話についてはこちら。

テレビ版「ガンダム 閃光のハサウェイ」第1話感想。劇場版との違いもあった!

閃光のハサウェイが少しだけ楽しめるようになるかもしれない、ガンダムが初めての方向けの解説も書いています。

ガンダム初心者向け「閃光のハサウェイ」予備知識!ハサウェイの過去や逆襲のシャアとの繋がりなど。

スポンサーリンク

第2話「コンタクト」

Aパート

オープニング曲は無し。本編パートの時間がたくさん取れるから、オープニング無しでも良いかも。あったらあったで新規作画とかも楽しみになったかもしれないけれど!

Aパートは、調査局の「ゲイス・H・ヒューゲスト(CV:佐々木望)」に調書を取られているシーンから。画面下に第1話の簡単なあらすじが出てました。

このヒューゲストさんの声をやっている「佐々木望さん」という方。逆襲のシャアの頃から、その後ゲームに至るまでハサウェイ・ノアの声を担当されていた方なんですよ。今作のハサウェイの担当は小野賢章さんなんですが、ここで密かに共演になっているんですよね。

僕はどちらのハサウェイ(マフティー)の声も、それぞれ別の芯を持って演じられているような感じで好きです。

ホテルのカードを貰って、無期限で泊まってても良いのか?と聞くハサウェイ。それに答えるヒューゲストの「いいですよ」の言い方が好きです。

こんな予定ではなかったのに、明日までホテルに滞在しなければいけなくなったハサウェイ。「まいったな」ってここでも言ってますね。空港と合わせて2回言ってたんだな…
これは相当キてますね。

マフティーが訴えかけてることと、その手段についての2人の会話。

Gundam hathaway tv 2 5

「絶対に間違わない独裁政権の樹立」
絶対に間違わないの基準が難しいですよね。「法律」というのはどうしても人の解釈が混ざってしまうんですが、この世界ではまさにその解釈が広くなって、連邦政府が「宇宙移民法」を拡大解釈してしまいました。その結果宇宙移民が上手くいかなくなって、宇宙と地球の格差が生まれてしまったんですよね。
(そういう解釈の違いは人の「欲」から来ている、だから人は感情を抑える必要があるという「貴族主義」の考え方も、このあとの歴史のガンダムで出てくるんですが、それはまた別のお話…。)

人間は神様にはなれないし、間違わないなんてことも無理ですよね。たとえ間違わなかったとしても、誰かにとっては間違いだったりもしますよね。だからそれを圧倒的力で抑えつけるために、独裁である必要があるっていう話なのかも…。元々は「地球連邦政府」がそういった存在になるはずでした。でもそうはならなかった…。

もしも人類が残らず宇宙に出て、すべての人がニュータイプになったとしても、やっぱり個々人でものの見方や解釈が違いそうですからね…

ギギが一体何者なのか困惑しつつ、今後の行動を考えるハサウェイ。スーツケースを漁ってるのはやっぱり盗聴器とか仕掛けられてないか気にしてるのかな…

あと第1話では色が鮮やかに見えたんですが、第2話を見てると勘違いだったかも…と思いました。笑

同じマフティーのメンバー「ミヘッシャ・ヘンス」「ミツダ・ケンジ」と接触するハサウェイ。

Gundam hathaway tv 2 13

ここで街にやってくる「マン・ハンター」
このシーンでマン・ハンターが運用している「陸戦用ジェガンA型」が歩くところ、人間とのサイズ感とか、重たさとか感じられてとても好きなんですよね。実際にモビルスーツが近くを歩いたら、ものすごい振動を感じそうですよね。

そしてタクシーを拾ってホテルに戻るハサウェイ。
タクシーの運ちゃんの話、これって結構身近な話にも感じられますよね。
マフティーが言っていることを、理解もできるしなんなら自分達も参加しようと思っている人たちもいるんだけれど、おそらく大多数の人たちは参加しようとは思わないし、なんなら理解すら出来ない。共感が出来ないんですね。

自分たちの生活のことしか考えられない、食べることを考えるだけで精一杯。それ以上のことを見ることも出来ないし、見ようとも思わない。外の世界で何が起きているかはニュースで見るだけで、体感していない人もたくさんいるから、マフティーの言っている「地球の汚染」のことすら共感できない。
自分達の生活の迷惑になっている奴らをカッコつけてやっつけてくれはする、くらいの認識なんですよね。

なんでそんな活動をしてるのか分からない…暇な人たちなんだね、他にやることないの?と言われるマフティー本人。ミヘッシャたちとの会話での「オエンベリ」に集まっているマフティー派閥の軍に対して、一応賛同者が居るようだと喜ぶ気持ちがありつつも、一方では全く声が届いていない人たちもいる。
僕たちはなんのためにやっているんだろう、と気持ちがブレしまいかねないくらいの良い描写ですよね。

みんな「明日・明後日のことで精一杯」

と、ここでCMです。

Bパート

Bパートはホテルに帰ってきたところから。誰もいない…
1人で夕飯を食べるハサ。部屋が暗い…でも夕方に電気つけずにご飯食べる気持ち、なんか分かります。そういう時ありますよね。

ところでお土産たくさん買った理由ってなに…?街に出た口実にはなるけれど、買ったもの自体は別に欲しいものではないって感じなのかな…

そして、大佐(ケネス)と出かけるというギギ。
このシーンのケネスとの会話も良いんですよね。少しずつ仲良くなっていくような、だけどどこか腹を探っている感じ。ケネスはここではまだ勘づいてはいないと思うけれど、ハサウェイはとにかく変なことを言って気付かれないようにしないとって思っていそうで、すごく胃が痛そう。

ギギやタクシーの運ちゃんとした話、第二次ネオジオン抗争を思い出して、「自分のやり方が間違っていることは分かっているけれど、どういうやり方を取ったら良いのか…」と悩むハサウェイ。

Gundam hathaway tv 2 4

この仕組みの深さを壊す方法というのは、宇宙世紀のガンダムでもずっとテーマに残ってて深いんですよね。

そして寝落ちするハサウェイ…
ダンスフロアで鳴ってそうなリズムが、だんだん曇っていって寝る…
こういう演出かと思って観てたら、暗転後に海上のシーンに移り、ここで「TRACER」が流れる。海上を飛び、ダバオ襲撃に向かうマフティーのギャルセゾンとメッサー。

この入りがいつ何回観ても無茶苦茶カッコいいです!!!
コクピットの描写も新しくて良いんですよ。音や画面越しに振動も伝わってきます。

そしてケネスが新しく指揮を取り始めた「キンバレー隊」と交戦するマフティーのモビルスーツ「メッサー」
この夜の戦闘シーンが雰囲気抜群なんですが、劇場版の時も少し暗いって言われてたんですよね。テレビ版でもほとんど暗さは調整されてなくて、変わってないかも。

目眩し(&たぶん高官も狙ってる)のためにホテルにビームライフルを向けるガウマン。

Gundam hathaway tv 2 2

セリフの「勘弁してくれ」がなんかすごい「何様?」感あってちょっと引いちゃうんですよね…
自分達で戦闘を仕掛けるテロリストではあるけれども、恨まれるのは嫌なんだって感じなのかな…
でも津田健次郎さんの声がすごく良いです。

そしてその襲撃直前に目が覚めるハサウェイ。ここ起きてなかった本当に危なかったんじゃない?!うっかり寝てしまったけれど、察知して起きたってところなんでしょうか。
そしてガラス越しに遅れて聞こえる爆撃音がリアルすぎる…
実際に目の前であんなふうにホテルが撃ち抜かれてるのを観たら、放心状態になってしまいそうだ…マフティー・エリンじゃなくてよかった。

作戦時間まで一度着地するガウマンのメッサー。まだこの世界のモビルスーツは自由飛行が出来ないんですよ。

Gundam hathaway tv 2 6

重力化では、落下するか、滑空するか。飛ぶならギャルセゾンのようなサブフライトシステム(SFS)に乗らないと飛べないのが普通なんです。
マフティーのメッサーも、連邦のグスタフカールも、大ジャンプのあとに滑空して落下しながら戦闘をしている感じです。

このシーンでガウマンも「たまらねぇなぁ…」と言いますがね、着地時の逆噴射で草が燃える描写の方がたまらないです。

エレベーターからの避難で、怪しい二人組と鉢合わせするハサウェイとギギ。

Gundam hathaway tv 2 14

ギギが言う「どうして私に聞いたの?」はどのことなのかな… ハサウェイが言葉で問いかけるシーンってやっぱり無かったから、乗る直前に「乗るか乗らないか?」みたいなことを目配せしたことを言ってるのかな。
ホテルがライフルの爆撃を受けて止まるエレベーター。あの不倫してる人たちが崩れ落ちるところでちょっと笑ってしまう…

安全地帯まで市街地を逃げるハサウェイとギギ。頭上を連邦の新型「ペーネロペー」が飛んでいきます。ここでハサウェイが言う「アナハイムはやりやがったってことだ…!」というセリフ、好きなんですよね。

マフティーはアナハイム・エレクトロニクスに「ガンダム」を発注したんですが、あの連邦の新型機「ペーネロペー」は、マフティーのガンダムに使われている技術と同じ「ミノフスキー・フライト」を搭載しているんですよね。

「ミノフスキー・フライト」は、簡単に言うと「モビルスーツを飛行可能にする技術」です。周りは落下しながら戦闘しないといけない中、高速で自由飛行をしながら戦闘できるので、なんというかもう圧倒的有利に戦闘出来るわけですね。

自分達のガンダムこそが唯一無二だと思ってたのに、平気で連邦にも同じ技術を使ったモビルスーツを渡してることになってたわけなので、ハサウェイも「あいつら(アナハイム)やっぱりやりがった!!」と言っているわけですね。

それにしてもペーネロペー、バケモン感が凄いですよね…
観た感じ、かなり高速かつ低空飛行。飛行時もゼットンみたいな変なが音してて、不気味です。あんなのが上飛んでたら意識飛びますよね。
アナハイム、やってます。

自由飛行をしながらキンバレー隊と戦闘を続けるガウマンたち。
暗いから分からないけど、ケネスの指揮と戦術がしっかりしています。

ここで感動したのが、途中からエンディング曲「メビウス」のイントロが鳴り始めたところ!!
市街地をバックにしたとしても、被害構わず撃ってくるキンバレー隊。ガウマンも「正気かよ!?」と驚愕!!そして後ろからも何かがくる…!でエンディングへ。

エンディングへの繋ぎ上手すぎん?!?

劇場版だとこのまま普通に進行していくところなんですが、テレビ版ならではのカットですよね…
緊迫した状況を上手く次回に繋げていて、ちょっと感動しました…

第2話のエンディングは延長版じゃなくて、劇場版の尺でした。なので追加カットシーンは見られず。

第3話は「ランナウェイ」
1月29日放送です!

アイキャッチ・画像:公式サイトから引用

第3話の感想も書きました!

テレビ版「ガンダム 閃光のハサウェイ」第3話「ランナウェイ」感想!

タイトルとURLをコピーしました