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「ガンダム 水星の魔女」13話(2期1話)の解説と感想。

シーズン1(12話)が終わって3ヶ月。他のガンダムシリーズのテレビエディションが放送されて、ついに水星の魔女のシーズン2が始まりました!!シーズン2第1話ではなく、13話という扱いです。

一番気になるのは、前回(12話)からどうなったのか、これから何が起こるのか、物語はどこに向かっていくのかというところだと思うので、今回はポイントを絞って書いてみます。

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前回(シーズン1)から2週間後

シーズン2は12話から2週間経ってるみたいですね。

・スレッタは学園でそのまま生活。溜まった決闘を処理(5連戦)。ミオリネの誕生日まで負けずに戦って会えるのを待つ。
・ミオリネはベネリットグループ本社でデリングの回復を待っている。スレッタが容赦なかったのはプロスペラが焚き付けたからだと分かっているらしい。
・学園は普段通り。プラント・クエタの事件は箝口令が敷かれていて(話せば即退学)、オープンキャンパスすら行われている。
・GUNDAM-Incは事業停止中。
・ニカはまだマルタンに何も話してなくて、「ただ必死で救難信号を出しただけ」とごまかしてる。
・死んだヴィムの代わりに、ラウダがジェターク社のCEO代理に。テロリストがジェターク社の機体を使っていたことで責任を問われている。
・グエルはまだ行方不明…(OPに髪下ろしたグエルが登場)

これからどうなっていくのか

13話と言えどシーズン2の最初の1話なので、これから何が起こっていくのかを描いている感じでしたね。物語の終着点がどこになっていくのかは、まだやんわりとしている感じだと思います。

ざっとまとめると…

・ベネリットはフォルドの夜明け(地球側)を捜査中として、のちのち戦闘になっていきそうな流れに。
・「シャディクの計画」も早いうちに明らかになっていきそう。シャディクはまずサリウスを自分側に引き込みたい(ベネリットグループをどうにかしたい?)
・ニカは地球と宇宙の架け橋になりたい(和解を図りたい?)
・ミオリネはスレッタと仲直りしたいと思っている。
・やっぱりコミニュケーションとか親との関係がテーマのひとつになってるみたいだから、スレッタとプロスペラの関係がどうなっていくか。
・度々出てくるエリクトっぽいシルエットと、スレッタの正体。
・プロスペラはルブリス亜種がどこから流出したのかを調べてる?
・ガンダムの位置付け 医療技術になっていくのか、マシーンでしかないのか。
・クワイエットゼロとは何か、プロスペラはどうしたいのか。

13話で描かれて、今後も展開が気になるのはこの辺りですね。

今回はシャディクの手引きで、地球からソフィとノレアが学園に編入。ニカと同じダミー会社からの推薦と言われてましたけど、ここは結構驚きだったんですよね。

ニカは1期の途中から連絡役になったのかと思っていたんですが、入学の時点でシャディクの計画に組み込まれていたという事みたいですね。ノレアによると、ニカはアーシアンの孤児だから本来学園への入学が難しいみたいですね。だから入学させてもらう代わりに脅されて連絡役にさせられてる感じなんでしょうか。自分の立場を誰かに知られると学園に居られなくなるし、友達も危うくなる…そのためにニカは、自分の生い立ちを知られるわけにはいかないんですね。

ニカは地球と宇宙の架け橋になりたいと思っているみたいですが、ノレアはそんなニカと対比っぽい関係のキャラクターになっているんですね。学園を見て回った時に言っていたセリフから、自分たちを迫害している宇宙側がキラキラ生活しているのが許せないのかなと思いました。

他にもリリッケは実は戦争にトラウマがあるんじゃないかとか、グエルとシャディクの関係がどうなるのかとか色々気になるところはありますが、「水星の魔女」は今後もかなり展開を詰めていきそうですよね。

OPとEDも新しく

1期の曲も小説と歌詞がリンクしていたり、映像にもテーマが込められていたりで良かったんですが、2期から新しくなったOP・EDも凄い良いですね…

OP「Slash / yama」

「祝福」はちょっとポップな感じもありつつ、リズムが良くてカッコいいと思ってたんですが、2期のOP「Slash」は全体的にちょっと暗めで重たいのが好きですね。
戦闘シーンは超速かったんですが、実はあの中に「新プラモデル(仮)」が居ましたね。「フォルドの夜明け」側の機体になっていくとしたら、やっぱりルブリス系の量産機的な感じなんでしょうかね?
ミオリネの元に駆け付けたいスレッタ、それを迎えるミオリネって構図が綺麗で良かったです。

ED「Red:birthmark / アイナ・ジ・エンド」

曲名の「バースマーク」は、「生まれつき身体についているあざやほくろの事」らしいです。スレッタの生まれのこともそうなんですが、家柄や生まれのしがらみみたいなことも含まれてるのかなと思いました。

映像ではスレッタが舞台で踊っている…いや踊らされているという感じですね。踊ってるスレッタも、いつも見ているものと全く違う暗い表情だし、分身がいるとか、人格がいくつかあるとかを示唆してるような描写もあり…
最後あたりにドレスのスレッタとミオリネが手を取って踊るシーン。髪を下ろして微笑んでるスレッタは意外と新鮮に見えて、ミオリネも身を任せてるように見えました。
ただそのあと向き合って手を握るカットは、ミオリネの表情は見えてるけどスレッタはフレームアウトさせてあるんですよね…
身長が高いからというのもあるだろうけど、実は本当のスレッタをまだ知らないっていう暗示になってるのかなと思いました。

次回は14話。4月9日放送です。

ちなみにリアルタイムでは観れなかったので、配信で観ました。TVerかAmazonプライムで観ようと思ったんですが、月曜日(翌日)はまだ配信してなかったんですよね…
ちょうど契約してたガンダムファンクラブだと観れたので、なんとか記事も書けました。

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