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職人が作る暖かみと、黒染めの味わい、経年変化。シャッターを切りたくなる、真鍮のレリーズボタン。

こんにちは、高山大知(@daichihandflute)です。

普段、写真を撮るときにはCanonのカメラを使っています。日常の写真も、ブログの写真も、野球の写真も、YouTubeもCanonのカメラなんですね。ですが実は、2年くらい前にFUJIFILMのカメラも買っていました。写真だけではなく動画も撮るかもと思ったので、「X-T4」というカメラを中古で買ったんですが、今のところ写真用にしか使っていません…。

Canonのカメラとはまた使用感や色味などが違って全然使いこなせないんですが、マニュアルレンズはこちらの方が合いそうなので、持っています。

カメラは、使っていくにつれて自分に合ったアクセサリーを見つける楽しみもあると思います。以前ブログでも紹介したmonogramの細い革ストラップを付けてみたらとても似合ったんですが、使い始めてすぐに「ここはすぐに何か見つけないと」と思ったのが、レリーズボタンです。

X-T4のレリーズボタンは少し浅めにできていて、Canonのカメラに慣れている僕からすると、ちょっと押しづらく感じました。しかしボタンには“ネジ切り”がついていて、そこに上からレリーズボタンをはめ込んで使うことが出来るようになっています。ライカのカメラなどもそのようになっているらしいですね。

せっかく買うならカメラに似合って、カッコいいアイテムをつけたいなと思い、真鍮製のレリーズボタンを付けてみました。

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nanigashiの真鍮レリーズボタン。

Nanigashi release 1.

選んだのは「nanigashi」という、カメラのアイテムや、生活道具を販売しているメーカーから出ているレリーズボタン

▶︎真鍮のレリーズボタン

Nanigashi release 2.

僕の名前入り手紙が入っていて、ひとつひとつ送っているんだなぁと、気持ちが暖かくなりました。

Nanigashi release 5.

Nanigashi release 4.

選んだのは、「真鍮のレリーズボタン S ブラック」というタイプです。

▶︎真鍮のレリーズボタン S ブラック / nanigashi オンラインショップ

サイズは

S:φ11 × h2.6 mm(h5.0 ネジ部分含む)

となっています。

▶︎nanigashiのレリーズボタン / nanigashi オンラインショップ

Nanigashi release 6.

厚みのものもあるんですが、Sは薄いタイプ。真鍮なんですが、黒染め仕上げになっていて、とても渋い仕上がり。価格は4,950円です。

職人さんがひとつひとつ仕上げていることで色ムラがあるそうですが、それも大量生産品とは全く違う良さがあると思いました。

箱の色味、ロゴの箔押し、箱を開けてボタンが収まっている様子や、余白…。全てが上品で丁寧なんですが、手作りの暖かさのような雰囲気もあります。これはモノ的にも気持ち的にも長く使いたいぞと思いました。

ねじ込んで取り付け。

Nanigashi release 7.

取り付けはわかりやすく、ねじ込んで取り付ける方式です。ただゴム製のリングが付属していて、これを噛ませてねじ込むと、ボタンの緩みが起きづらくなっているようです。

緩んでいるといつの間にかなくなってしまうこともあると思うので、緩み防止として大事なパーツですね。ボディのボタンによっては、リングを噛ませるとサイズが合わないことがあるそうです。その場合はリングを噛ませずにボタンを取り付けることになるんですが、ボタンが緩みやすくなるかもしれないですね。

僕は緩みがないか定期的にチェックして締め直すようにしています。

Nanigashi release 8.

ボタンの方にもネジ切りがついているので、そのまま取り付け。X-T4の場合は取り付ける時に電源が入ってしまうのがちょっと面白いところです。

シャッターを切りたくなる、自然な収まり

Nanigashi release 10.

X-T4に取り付けたところ。

Nanigashi release 9.

ボタンは薄いので、カメラ全体を見ると受ける印象はそんなに変わっていないかもしれません。しかし、カメラを使う時には一番触れる場所なので、見た目と使用感はかなり違います。

ボタンの天面が少しへこんでいて、指にフィット。カメラを握ると、自然とシャッターを切りたくなります。

ちなみに…

ボディに付いているストラップリングカバーは、なんかくにゃくにゃにへたるのがちょっと嫌でわざとストラップを通してません…。でも外すのが大変だから、そのまま。カメラを使いこなしてない感がありますね。素晴らしい。

使い込むことで、変化していく味わい

Nanigashi release 12.

そしてしばらく使った姿がこちら。

Nanigashi release 13.

このボタンは使い込むことで、指でよく触れる部分の色が薄くなっていきます。

側面にはボタンをねじ込みしやすい刻み加工がされているんですが、指で触れて見えてくる真鍮の素材と、奥に入り込んでいる黒染めに、色の差が出来ているのがすごく良いですね…。

自分と共に育つボタン

Nanigashi release 11.

nanigashiの真鍮レリーズボタン。ボタンの径はあるかもしれませんが、ねじ込んで取り付けるボタンを探している人におすすめしたいです。

革モノもそうなんですが、こうして自分の使い方がそのままモノに現れるところが、真鍮製の好きなところです。それにカメラを乗り換えても、ボタンを付け替えることが出来れば、ずっと使い続けられるのも良い。ちょっとした自分の分身のようですね。

▶︎真鍮のレリーズボタン S ブラック / nanigashi オンラインショップ

▶︎nanigashiのレリーズボタン / nanigashi オンラインショップ

「わけ合い品」という、少し価格を安くして販売しているモノもあるようです。こちらはこちらは仕上げが違ったり、すでに経年変化していたりするそうですが、味わいがあったりするのでこちらも良いと思います。

作り手さんへの制作費などの諸経費を除いた分の収益を、日本赤十字社を通じて、令和6年能登半島地震義援金として寄付させていただきます。

サイトより引用

▶︎わけ合い品 / nanigashi オンラインショップ

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