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テレビ版「ガンダム 閃光のハサウェイ」第4話(最終回)の感想!エンディングに新規カットが!

2月5日放送
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」テレビエディション第4話(最終回)「テイク・オフ」について書いていきます!

第3話の感想はこちら
テレビ版「ガンダム 閃光のハサウェイ」第3話感想!劇場版からのカット多数。

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第4話「テイク・オフ」

Aパート

第4話はブースターに向かうところから。
月のアナハイムから送られてくるガンダムの空中受領作戦ですね。

このシーンでのエメラルダの不安や、レイモンドの参加は向いていない(?)発言は、アニメ版を観てるだけだとやっぱりよく分からないんですよね。小説を読んでると背景なども分かるんでしょうか。
閃光のハサウェイは今「ガンダムエース」で漫画版も展開されているんですが、そちらは小説版ベースのストーリーになっています。これも一緒に観るとアニメ版の見かたが変わりそうです。

ガウマンの拷問シーン。ケネスは「ハサウェイ=マフティーだろ」というのではなく、「深い関係にある」という言い方をしてましたね。
これはまだ関係者としてしか思っていないのか、本当はマフティーそのものだと思っているのか、どっちなんだろう。

そしてガウマンが言う「シャア・アズナブルの幽霊なんじゃないかってなwwwww」の言い方が、途中で笑いを堪えられなくなった感があって最高です。おちょくってる感満載!

そして頭掴んでガンッ!するケネス(頭ガンッは劇場版よりも微妙に短くしてる気がする)。この後持ち上げられた椅子でどれくらい痛めつけられたのか…想像するだけでも痛々しいです。
その後目が覚めたのは、ペーネロペーのコックピット。

レーンが言う「ペネロペー」という呼び方は、機体に対しての愛着が沸いているレーンなりの呼び方らしいですね。元々ペーネロペーはギリシャ神話に登場する女性らしいんですが、伸ばし音を省略してペネロペと呼ぶこともあるらしいんですよ。そこから来てるんでしょうかね。

負けそうになったらガウマンを囮にするというレーンに、「てめーらきたねーぞ」というガウマン。ぶっちゃけテロリストやってるんだから、汚いも何もないようなぁとちょっと思う。

基地では、夜逃げの準備をしてます。このシーンのゴルフの顔色わるぅ…
ここでイラムが言う「バリアントとシーラックに合流だ」
この「バリアント」「シーラック」というのは、マフティーが所有している運搬船のことですね。第4話ラストに登場する船がそうです。

そして空中受領のためにハサウェイたちを載せたブースターが飛びます。このシーン、ブースターの音が本当に凄いです。本物の音は聴いたことないんですが、ちょっと音割れしている感じとか、近くで聴いてるとこんな感じの音がするのかなぁと迫力満点です。
ブースターベッドを切り離す時に流れた英語のアナウンスは、ユニコーンでもあったけどちょっとリアル感増しますよね。この世界、本当はみんな何語で話しているんだろう。やっぱり英語なのかな。

ガンダムを載せた「カーゴ・ピサ」と合流して、直接乗り込んで起動させる作戦。失敗したらカーゴ・ピサも捕捉されて撃ち落とされそうだし、ガンダムは手に入らないしで綱渡りな作戦ですね。

Gundam hathaway tv 4 1

距離が近づくにつれて鳴るビープ音から、緊張感が伝わってきます。
ハサウェイが言う機械に任せるなというのは、つまり「オートじゃなくて手動でやれ」という指示ですよね。この世界は基本的にモビルスーツの動きにはプログラムが与えられていて、ある程度はプログラムを作っておくことで色んな動きが出来ます。
ただ、中にはマニュアル(手動)で繊細な動きをやってしまうパイロットもいるんですよね。近づいたら、機械が間違えてしまわないように、手動で微調整しないといけないんでしょうね。

「ガンダムF91」では、ビームライフルを受け取る時に「近づいたらあとはオートでやる」っていうシーンがあります。この世界のモビルスーツの動きは、逆にどこまで繊細に出来るのか気になります。

「この事態を引き起こしたのは〜」と反省するハサウェイ。ここでは、自分の甘さを無くして「自分をマフティーに変えてみせる」って決意してるんじゃないかなぁと思います。
それはそれとして「そうだね、クェス」っていう返事。これは本当にクェスが喋っているのをニュータイプ的感応で話しているのか、それとも勝手に喋らせてるだけなのか…
ハサウェイくん「クェスはこう言うだろうな」って感じで喋らせて会話しているだけなのなら心配になります。

クスィーガンダムのカバーを払うところでCM!

ところで途中で流れた「コグナビ」のCM、ものすごいお金かかってそうだなぁと思いました。
何気にシャアとアムロの新作アニメが使われてましたよね。デザインは安彦さんベースの作画かな?嬉しい。

Bパート

一方その頃、ケネスはハサウェイがマフティーだと確信します。身体性だけじゃなくて、それまで見てが微妙な仕草や境遇などから、材料が揃ったんですね。

そしてクスィーガンダムに乗り込んで起動するハサウェイ。このクスィーガンダムのコックピットは、ハッチが開いている状態はシートの角度がズレているんですよ。シートに座ってハッチが閉まると、シートが正面を向くという仕組みになっています。

「断ち切ってみせる」と決意を固めるハサウェイ。このシーンの「ギギ・アンダルシア」の呼び方が良いなぁと思ったんですよね。小野賢章さんは、優しい感じの声だなぁという印象だったんですが、このシーンのセリフはドスが効いていて、小野さんの演技の幅広さを感じました。

この走馬灯のようなシーンは劇場版から変更はないんですが、テレビエディションではカットされたシーンも混じっていました。ギギのコーディネート見せつけシーンとか。

そしてアニメ版オリジナル、「アムロ・レイらしき人」も見えます。「身構えている時には〜」は小説版ではもともとセリフではなくて、アムロも出てこないみたいですよね。
このシーンもクェスと同じで、本当にアムロが語りかけているのか、それともハサウェイが幻覚を感じているだけなのか…
「なまっている、ギギのせいか…!!」とかいう、とばっちり。

ペーネロペーの部隊もカーゴ・ピサを捕捉して、迎撃してきます。このシーンのペーネロペーのビームライフルの効果音が独特ですよね。重たそうな音。このビームライフルの効果音の後、違うビーム音も聞こえるんですが、これはペーネロペーが使った武装が変わっているんだと思います。
最初はビームライフルで、そのあとはビームキャノン(メガ粒子砲)を撃っているんじゃないかなぁ。

ペーネロペー、逆さになって狙いをつけてましたが、囚われているガウマンはベルトなしです。
フワッー!ってなってます。

Gundam hathaway tv 4 2

「今出なければバリアントも巻き込まれる」と、クスィーをカーゴ・ピサから出します。クスィーって、操縦桿(?)はνガンダムにも使われてたアームレイカーなんですよね。そしてクスィーの指の動きが細かい。小指から人差し指に向かってカーゴ・ピサのフチを掴んでるんですよ。

飛び出したクスィーを狙って撃つレーン。これを避けたことに対して驚くのは、ライフル当てれるという自信があったからだと思います。

「マフティーだってガンダムを手に入れられるってことだ」というガウマンに「ガンダムだと!?」と驚くレーン。そんなものを何故手に入れられる…って感じなんでしょうか。
そのあとクスィーの挙動を見て「ミノフスキー・フライトか…!」と言ってるので、何処産の機体なのかはすぐ推測できそうですよね。

海に沈んでいくカーゴ・ピサの残骸。カーゴ・ピサの中にはクスィーの予備ビームライフルやシールド、ミサイル、脚部などの予備パーツもあったんですが、この中のどれくらいが失われたんでしょうかね…
パーツや弾薬が減ると継戦能力が落ちていきそうですよね。

アームレイカーを操作して、狙いをつけるハサウェイ。指先でポチポチポチ…って操作してますが、この操作性ってどうなんでしょうかね。操作しやすいんでしょうか。でも「ケッサリア」2機を一気に落とすところは見事。
グスタフ・カールは落下していくしかないから、ケッサリアのような足がないとクスィーやペーネロペーについていって戦闘できないですよね。

鍔迫り合いするクスィーとペーネロペー。「下がれ、やられるぞ」というガウマン。

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ガウマン、戦闘を始めた時にも「追尾するな!狙われる!」と言ったり、「右!」「上昇!」とか言ってるんですよね。
ペーネロペーは自分を追い詰めた機体でもあるので、その強さや脅威さは身をもって実感していると思うんですが、それでもハサウェイの方が上だと思っているからこういう発言が出るのかもしれないなぁと思いました。

ハサウェイが発言した「盾」にプライドを傷付けられるレーン、良いですよね。
ハサウェイもそれに気づいて「情けないやつ」と煽ります。心理戦だ。
「盾」なんかいなくても戦えると、レーンはガウマンを解放します。
上から降ってくるガウマンに対して機体を水平にしてますが、これもミノフスキー・フライトの恩恵なんでしょうかね。

「待ってやったのは情けではない。ガンダムもどきめ…」から流れるペーネロペーのサントラ(PENELOPE)、かっけぇ…!!!「XI(サントラ)」もテーマ曲として好きなんですが、こっちの「PENELOPE」も物凄く良いですよね。

「やってみせろよマフティー」

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ペーネロペーは、通常のミサイルと「ファンネル・ミサイル」を混ぜて撃ってます。見ててもやっぱりあんまりわかんないですね…

加速して行くクスィーに「逃すかァー!」とレーン。

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このシーンでレーンが追ってるのは、実はクスィーが飛ばした「ビームライフル」なんですよね。ビームを射出したままライフルを手放して、そのビームの反動でライフルが飛んで行ってるんです。それをペーネロペーとレーンに誤認させているという仕組みです。

撃墜して「フン…」と鼻で笑うレーンくん。そして何故か目の前に現れたクスィーに「あれ…?」と思うレーンくん。

クスィーも通常のミサイルの中に「ファンネル・ミサイル」を混ぜて撃ちます。ペーネロペーはそれを躱しきれずに撃墜。ファンネル・ミサイルは脳波で軌道を変えて撃てるミサイルなんですが、よくよく見ると、カクカクとした挙動で飛んでいるミサイルがあるんですね。
やっぱり見てもあんまり分からない…

この戦闘シーン、実はものすごく情報量が多い戦闘なんですよね。最初観た時はあっという間に感じて、もっと戦闘観たかったなぁと思いました。

撃墜されたペーネロペーから脱出するレーンくん。このシーン、なんとなくですが劇場版から一瞬だけ短くしてるような気がしました。合ってますかね…?

戦闘が終わって、一息つきつつギギと話すケネス。ケネスはレーンのことを「機体の状況からして生還は奇跡」って言ってます。浮かんでたペーネロペーは綺麗に見えたけど、ミサイルを受けたのは正面だったので、海に沈んでる面はボロボロだったのかもしれないですね。

ギギが電池を入れて動かした時計は、ハサウェイがダバオで買って基地にそのまま置いていったおみやげです。ここで鳴り始める時計の音は、「閃光のハサウェイ」の最初で鳴っていた時計の音と一緒なんですよね。
この時計の音の意味するところとは。

この暗い雰囲気から一点、マフティーの船では祝杯ムード。カーゴ・ピサのスペアパーツで回収出来たのは半分だけみたいですね。
ケリアが言っている「マクシミリアンの仕事には〜」のマクシミリアンは、ゴーグルをしている気だるそうな人のことですね。ちなみにアニメ版だと設定がどこまでどうなっているか分からないんですが、このケリア・デーンは、ハサウェイをマフティーに誘った人でもあります。

そして「二、三日ここに居るよ」というギギに、「その方が面白いかもしれない」とケネス。
ギギはそれに対して「どうかしら…」と暗い声で返事をしています。
このケネスが言う面白いかもしれないというのはどういう意味なんでしょうか。ハサウェイを捉えるところが見れるよという感じなんでしょうか…うーん。

閃光のハサウェイは何回か観ているんですが、僕は未だによく分かってないところも多いです。

エンディングは、テレビ版もAlexandros「閃光」が流れました!劇場版ではフルバージョンにエンドロールが流れていたんですが、テレビエディションでは第1部のダイジェストが流れていました…!!!

https://open.spotify.com/track/6orDsQsMy7BaqGoRWw3fVN?si=4ccb6f6575eb4e4e

ダイジェストで流れたのはほとんど使われたシーンだったんですが、最初の雲のカットと、最後の「バリアント」「シーラック」をバックに終わるカットは、テレビエディションでの新作映像でした!!
嬉しい!!

第4話のあと、閃光のハサウェイ第2部の予告を期待していたところもあったんですが、今回は新情報や予告はありませんでした。噂ですが、春に何かしら動きがあるんじゃないかというのも見かけたことがあります。期待。

という感じで、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」テレビエディション第4話「テイク・オフ」について書いてみました。
あんまり感想って書いたことがないので、まとまってない感じになってしまいました。
劇場版はテレビエディションではカットされたシーンも含め、最初から最後まで繋がっていることで、一本の映画としてとても流れが綺麗です。最後の戦闘シーンまでの構成も傑作です。
Amazonプライムビデオでも観れるので、気になった方はぜひ観てみてください!

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来週2/12からは、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」全3話で放送されます。
映画の「DECENBER SKY」を3話に分割したものになると思います。

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画像:公式サイトから引用

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