Canonの写真用プリンター「PRO-G1」のインクセットを買いました。
出てくる写真の綺麗さには満足しているんですが、インクの消費量が多いのか、インク切れの色が出てきました。PRO-G1の顔料インクは1本1650円で、全10色セットは16500円。ちょっと勇気がいる価格だと思ってたんですが、これがないとプリント出来ませんからね。思い切って買いました。
一番早く切れたのはフォトブラック、グレー、クロマオプティマイザーの3色でした。その他の色はだいたい半分ずつ残っているんですが、なくなった3本だけ買ってもまた他のインクを買わないといけないので、まず10色セットを買うことにしました。
ということでやってきたインクセット。1つのパックになっているのではなくて、それぞれ別のパッケージになっています。つまり“まとめ買い”のようになっているんですね。どこかの色から切れた場合でも開封は1つずつ出来るので、その他のインクの保管はしやすいのかなと思いました。
インク交換のやりかた
PRO-G1のインク交換は初めてだったので、手順を書いておきたいと思います。
まずは正面のカバーを開けます。
開けた状態で赤い三角マークのボタンを押すと、交換を進められます。
中止などのボタンにもなっているんですが、これは電源ボタンのすぐ下に並んでいます。
赤三角のボタンを押すと手順が進みます。
インクカートリッジのユニットが出てくるまではちょっと時間が掛かりました。出てくると、なくなっているインク・少なくなっているインクがモニターに表示されるんですが、ここでは細かいインク残量は表示されないようです。
そして交換したいインクを開けて、インクカートリッジについているオレンジ色のカバーを外します。
装着されているカートリッジは、手前のレバーを押すとロックが外れて、簡単に取り外せます。
空いたところに新しいカートリッジを取り付けると、補充されたインクのバツマークは消えました。
この調子で他のカートリッジも交換します。
なくなっていたインクを交換し終えました。
取り外したカートリッジは、リサイクルすることも出来るみたいです。
カバーを閉じると、取り付けられたインクがモニターに表示されます。
これで終わりではなく、続けてインクの攪拌(かくはん)が行われます。
攪拌が終わると、再びプリンターを使えるようになります。
ちゃんとインクが出るか、正しい色で出力されるかを確かめるため、「ノズルチェックパターン印刷」や、必要であればインクヘッドのクリーニングを行った方がいいと思います。
僕も1枚テストプリントをしてみました。インクがなくなった状態でも無理やりプリント出来たんですが、やっぱり色がちょっと薄くなった感じはしていたんですよね。インクを交換してからテストプリントすると、黒がまたしっかり出るようになりました。
正しい色でのプリントにインクは必須なので、ちょっとコストは掛かるけれど、出来れば予備も持っておきたいですね。
交換しなかったインクは、パッケージの底を下側にして保管するのが正しい保管方法です。何か箱に入れてまとめておきたいところなんですが、とりあえずプリンターの隣にまとめて立てて置いています。
交換した色以外のインクも、また近々なくなると思います。ただ今回10色セットを買っておいたことで、しばらくは安心してプリント出来るなと思いました。