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MOTHERHOUSE本店に行ってみたら、そこには数々の「愛」がありました。

僕が普段使っている「アンティークスクエアバックパック」というカバンがあります。

革のカバンなんですが、ケアの仕方や、形を保つ方法があんまり分からなかったんです。

使い始めて2ヶ月くらい経ったんですが、色々教えてもらえたらと初めて「MOTHERHOUSE」本店に行きました。

ケアの話やケア道具については、前回までの記事を読んでもらえると嬉しいです!

無料ケアやお話の後に、じっくり店内を見て回ることにしました。

店内は本当に多種多様な展示がありまして、3時間くらい居たんですが全部回り切れませんでした…(長居しすぎ?)
ですがせっかく写真を撮ったので、シェアをしてみたいと思います!

少しでもお店の雰囲気が伝わったら嬉しいです。

店舗情報

MOTHERHOUSE 本店
(〒110−0016 東京都台東区台東1丁目10−7 ホーザンビル1F)

営業時間 12時〜20時(日曜:19時閉店)
定休日 不定休

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RINNEするバッグ展

足を運んだ当日から、ちょうど「RINNEするバッグ展」が開催されていました。

ずっと使っていたモノとは、大事にしていてもいつかお別れが来る時もありますよね。

手放さなければいけないけれど、売りたくはないし、捨てたくもない…

そんな想いが詰まったカバンたちを集めて、新しく生まれ変わらせる。
それが「RINNE」です。
輪廻転生の輪廻から来ています。

お店には大事なカバンとお別れをした方の声…”愛”が飾られていました。


このように、一度分解してから次の形へ生まれ変わるようです。


「RINNEするバッグ展」では、実際に生まれ変わったバッグたちがたくさん居ました。
すごい可愛い!


全てがいろんな方々のバッグから集まったパーツで出来ています。
模様が違うというだけではなくて、そういう意味でも全く同じカバンが無いんですね。


見ていて思ったのが、全て使い込まれたカバンの革だったのに、とても綺麗なんです。
よくよく見ていると、シワだったり痕がある革もあるんですが、元の持ち主が本当に大切にしていたんだなという事が伝わってきました。

お店では、実際に分解の加工の一部を体験出来るみたいです。


また本店ならではとして、全国に在庫がもう残っていない「一点モノ」のマザーハウスのバッグが集められて展示されています。
ここに並べられているのは、過去に販売されていたけれどもう作っていないバッグ。
本店だけの出会いがあることと思います。

自分の目で見れる

店舗に来ると、実際に自分の目でカバンたちを見る事が出来ます。
同じカバンでも、ひとつひとつが手作業で作られているので風合いが違うんですね。
オンラインストアだと選ぶ事も比べる事も出来ないので、お店に行くことをとてもおすすめします!

買うときにも店員さんとお話をして考える事が出来ると思うんですが、それって結構大事な体験だと思います。
ボタンポチッで買えるのも便利だと思うんですが、こうして色々話を聞いて買う事が無くなったら嫌だなと思いました。
素晴らしい購入体験が出来ることと思いますので、お店に足を運ぶことを僕はおすすめしたいですね。

こちらは「アンティークミニマルバックパック」

厚さが5cmしかない、超特化型の薄型カバンです!
これも「アンティークレザー」が使われているので、ひとつひとつ風合いが違います。

店員さんの話で驚いたのが、こんなにカッチリしているのに型が入っているわけではないこと。
専用のトレイ?にギュッギュと革を当てて形を作っているそうです。


展示のカバンは、同じモノでも見比べる事が出来るようになっています。


こちらもアンティークレザーを使ったポーチ。
店員さんがいくつか出してきてくれて、並べて見比べる事が出来ます。
全然違うんですよ。


色の違いも比べる事が出来ます。
照明などで見え方が変わるので、ちょっとだけ店先に出て太陽光の下で比べさせてもらう事も出来るそうです。

このポーチもカッコいいよなぁ〜。


本当に色々並んでいるので、全て回り切れませんでした。
また行かなきゃ…


こちらは「革のハガキ」

これ、実際に文字を書いて送れます!
ちゃんと文字が書けるように、毛羽立ちが起きないようにされています。
郵便番号を書くところなども印字されているんですが、表面にはファスナーが付いているんです。
表面に文字を書くだけではなくて、中に便箋や写真などを入れて贈る事が出来るようになっているんですね。

すごいなぁ〜
これで届いたら素敵だな。

革のハガキ|山口絵理子 Eriko Yamaguchi


こちらは「IRODORI」
最初は日本の四季をイメージして12色だったんですが、あとから2色増えて、今は合計14色あります。

上に並べられているのは「L Style Long Wallet」


こんな可愛いモノも居ます。
動物型のポーチです。
その年の干支に合うように作られているみたいです。

うさぎさん好きだ。

独特なのは外側だけではなくて、開けた中も良いんです。
これは実際にお店で見てほしいですね!


最近展示が始まった「リキシャ」もありました。

マザーハウスの製品はバングラデシュで作っているんですが、このリキシャも実際にバングラデシュで人を乗せて運んでいるようです。
それが本店ではディスプレイになっています。

バングラデシュで人を運んでいたリキシャに、バングラデシュで作られたカバンたちを載せて展示する。
ちょっとヒストリーを感じさせる展示ですよね。

ジュート

MOTHERHOUSEを立ち上げた山口絵理子さんが、最初にバングラデシュで出会った素材がこの「ジュート」だったそうです。

ジュートはバングラデシュで育った黄麻の事です。
今でこそレザー製品がメインのような感じになっていますが、最初はこのジュートからMOTHERHOUSEは始まっているそうです。

この素材についても詳しく聞きたかったんですが、時間が無かったので「また次回のお楽しみ」と、ずっと案内してくださった店員さんと約束。

お店をあとにしました。

時間が足りなかった…

今回はMOTHERHOUSE本店の様子を少しでもお届け出来たらと書いてみました。

本当にたくさんの展示があったんですが、ひとつひとつストーリーがあるので、展示されているモノ以上のお話を伺えました。
と言っても時間が無かったので全ては回り切れなかったんですが…

本当に店員さん全員がMOTHERHOUSEへの愛があり、熱心にお話をされます。
僕も聞いていて本当に楽しかったですし、もっともっと聞きたかったです。

店員さんもそれぞれMOTHERHOUSEのカバンを使っていて、見せてくれたりこだわりを話してくれたりしました。
そうして聞いていると、お店だけではなくてカバンにも愛を込めているんだなというのが伝わってきましたし、だからこそ「この子」と呼ぶ気持ちも分かりました。
作り手も使い手も、愛を込めているからこそ、モノに魂が宿るんだと。


自分以外の人のこだわりを聞くと、自分の世界も広がるような気がします。
そういう意味でも本当に自分の足で行動し、目で見て、耳で聞いて、感じる。
そうやって生きていく事を大切にしないといけないなと思いました。


みなさんもぜひ一度MOTHERHOUSEさんへ行ってみてください!
僕も今のアンティークを背負って、また遊びに行きたいです。

店舗情報

MOTHERHOUSE 本店
(〒110−0016 東京都台東区台東1丁目10−7 ホーザンビル1F)

営業時間 12時〜20時(日曜:19時閉店)
定休日 不定休

マザーハウス|MOTHERHOUSE
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