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インフィニットジャスティス弐式を完全収納!モデラーグループ「RAY STUDIO」が作ったズゴック(SEED FREEDOM版)が本当に凄い。

この動画は、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に登場する「Z’GOK(ズゴック)」をフルスクラッチしたというもの。フルスクラッチとは、元々何かのキットを使わずに、プラ板などの素材で1から作ることです。

作ったのは、中国のモデラーグループRAY STUDIOさん。

僕は2ヶ月前に、この「インフィニットジャスティス弐式」を作る動画を観たんですが、動画の最後に“TO BE CONTINUED…”と銘打って、ズゴックのシルエットだけ出して予告していたので注目していました。

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ズゴックとは

そもそも「ズゴック」自体は1stガンダム(1979年)に登場した、シャアが乗るモビルスーツ。それにデザインを似せたズゴックが、映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年)」に登場するんです。

1stガンダムとガンダムSEEDは世界観が全く違うので、登場するモビルスーツのデザインも違うんですね。ズゴックもSEEDの世界観からすると異質すぎる風貌なのに、めっちゃ良い登場の仕方。ネタバレになるんですが、中には更に「インフィニットジャスティス弐式」が格納されていたんですね。

しかし、このズゴックとインフィニットジャスティス弐式。シルエットも構造も全然違うんです。一体どうやって収まってるんだという感じなんですね。デザイナーの方が、細かい設定まで考えているかは今のところ不明なんですが、一方海外の方が「こうやって収まってるんじゃないか?」という想像の設計図を描いたりして一部で賑わっていました。

これはそれを取り上げた方のツイート。リプライ欄に設計図を考えたアカウントへのリンクがあります。

「ネタだし、アニメだから」と深く考えないようにするのは簡単だけど、やっぱり細かい設定がある方がロマンがあって良いと思うんですよね!ガンプラが出る時にはちゃんとジャスティスが収められるモノが欲しいと思う人ばかりだと思います。

バンダイのHGズゴックも発売予定

ところでこの間、バンダイがガンダムSEED FREEDOM版「HG(ハイグレード) 1/144 ズゴック」の商品詳細を公開していました。

このズゴックも、ジャスティスを模した内部フレームがあったり、劇中の破損シーンを再現できるパーツがあったり、可動も出来るようになっています。流石はバンダイ。最近のガンプラは想像の上をいくものばかりです。

フルスクラッチで作ってしまう、実力と愛

一方、ジャスティスを完全収納出来るよう、フルスクラッチで実現させてしまったのが、最初に載せた動画です。本日投稿。もう一度貼ります。

ズゴックの外装は、3Dプリンターで作っています。ただ、やっぱりジャスティスとは装備や体型バランスが全く違い、そのまま収めることはどうしても困難だったそう。そこでジャスティス自体に可動ギミックを仕込み、製作したそうです。

凄いのは、ただ収められるようになっているだけではなくて、ズゴックの外装パーツ自体にもフレームやギミックが作り込まれていて、なおかつ可動性まで考えられているということ。やっぱりここまでジャスティスの体型を変えないと収まらないのかもな〜…と思う気持ちはあるんですが、映像を観るとその作り込みの細かさに度肝を抜かれました。

インフィニットジャスティス弐式自体の完成度も高いんです。1/100サイズになっていて、「MG 1/100 インフィニットジャスティス」を一部改造して作っています。

映画に登場するのは、インフィニットジャスティスからアップデートされた「弐式(Type2)」です。同じようで、結構細かい部分が違うんですよ。改造で製作されたものもよく出来ています。背部リフターも大きめに作られていて、ハッタリが効いてカッコいいです。

RAY STUDIOグループを作った中国のモデラー「RAY」さんは、2018年の「第21回全日本オラザク選手権」の優勝者。実力と愛がある人が集まったグループだということが動画からも伝わってきます。

想像を絶する完成度になっているので、興味がある人はぜひ観てみてください!本当に凄いです。

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