この間新しく「TOKYOBIKE 26」という自転車を買いました。
▶︎自分の街をもっと好きになれる。TOKYOBIKE 26。 | signature – シグネチャー
普段使いの自転車には鍵が必須です。
「TOKYOBIKE 26」は、ライトやベルと同じように最初から鍵が装着されていないので、自分で選ぶ必要がありました。やっぱり目を離す時間が出てくる以上、鍵をつけていないと、戻った時に自転車がなくなっていないか不安になるんですよね。
TOKYOBIKEはシンプルな見た目の自転車なので、鍵もそれに合うような、かつ頑丈なモノを選びたいところです。ベルは良いモノを選べたので、次は鍵。Amazonや楽天で自転車の鍵を調べるとたくさん出てくるんですが、その中でも安価で評価が高いアイテムを、まずは買ってみました。
ROCKBROSの安価なU字ロック
買ってみたのは、検索で自転車用アイテムとしてたくさんヒットする「ROCKBROS」の鍵です。
“U字ロック”というタイプで、タイヤとフレームの間に噛ませたりしてロックするモノですね。
今まで乗っていたママチャリにはフレームに固定するタイプのロックをつけていたので、こういった“U字ロック”を使うのは初めてです。
ただ3000円ほどととても安価ながら、12トンの油圧カッターにも耐えられるという頑丈さが売りのようです。いくらおしゃれだったり簡単に手に入るモノと言っても、壊されたり、自転車自体を持っていってしまわれては意味がありませんからね。壊しづらい鍵がついていると分かると、窃盗する気もなくなりやすいそうなので、出来れば頑丈なモノをつけたいところです。
重量は約805g。頑丈なところは良いのですが、手に持つとずっしりしています。
鍵のほか、自転車にホールドするブラケットが付属
本体のほかに、鍵が2本(僕のものには3本入ってました)と、自転車のフレームにU字ロックをホールドしておけるブラケットが付属。これがあるとカバンを別に持たなくても良いので、自転車で出かけるのがより気軽になるところが良いところです。
自転車の鍵にはキーホルダーをつけたんですが、これがまたピッタリの良いモノを見つけたんですよ。これはまた別の記事に書いているので、読んでもらえると嬉しいです。
▶︎自転車の鍵にぴったりのキーホルダーを見つけました。 | signature – シグネチャー
オプション次第ではワイヤーロックも付属するので、今回はこのタイプを選んでみました。
ただこのワイヤーロック、頑丈なのかもしれないんですが結構固く、持ち運びにはあんまり適していなさそう…と思って、結局使えていません。
使い方としては、U字ロックに通すことで前輪と後輪を同時にロックしたり、「地球ロック」といった使い方ですね。地球ロックについてはのちほど。
取り付け方
カバンを持ち運ばない時でもU字ロックだけは持ち運びたいので、自転車にU字ロックをホールドできるよう、ブラケットを付けます。
フレームに取り付けるモノに専用の結束バンドを通し、ネジ穴にボルトを締め込んで固定します。ボルトはプラスドライバーで締めるタイプです。
自転車の形によって最適な場所が変わりそうですが、僕の場合は今のところハンドル下のダウンチューブに固定しています。
一度、サドル下のシートチューブに取り付けてみたんですが、ペダルを漕ぐとU字ロックに脚が当たってしまうことで漕ぎづらく、ブラケットの位置もどんどんズレていってしまいました。今のところ一番邪魔にならないのがこのダウンチューブの部分です。
ただ前輪からの細かい泥の跳ね返りと、本体のラバー素材によって、少し汚れやすい位置だとは思います。
ブラケットにU字ロックをはめ込んで、ゴムバンドで固定します。ゴムバンドなので劣化は少し心配なんですが、外れるような感じはしないくらい、固めの固定感です。
ブラケットは、ワイヤーの邪魔にならないように避けて取り付けています。
ワイヤーはブレーキや変速機を動かすためにとても大事なパーツで、ここが壊れるとブレーキまたは変速機も効かなくなってしまいます。なので取り付ける時には使いやすいところというだけでなく、ワイヤーを避けたり、自転車の機能を損ねないところを探した方がいいと思います。
タイヤとフレームなどを同時にロックするのがおすすめ
使う時には、ゴムバンドのロックを外してブラケットから本体を外します。
次に付属している専用の鍵で一度ロックを外します。
そしてロックしたい部分を挟み込み、再び専用の鍵でロックを掛けます。
これで完成です。
本体はラバー素材になっていて、自転車本体を傷つけづらく出来ているのが嬉しいです。ブラケットの方にホールドしていると走行中にU字ロックがぶれてしまい、フレームに当たることもあります。ただこのラバー素材のおかげで、フレームは傷から守られています。
おすすめのロック方法は、フレームとタイヤを同時に挟んで固定するか、路肩や駐輪場などにあるガードレールにフレームをくくりつける「地球ロック」です。
前輪だけにかけると、自転車を持ち上げて後輪だけを回すことで自転車を移動出来てしまいます。後輪でもタイヤだけにすると、最悪持って行った後にタイヤを交換することで自転車自体には乗れてしまうんですね。
地面から生えているガードレールと自転車のフレームを同時にくくりつける「地球ロック」が最強で、これなら自転車自体を持っていかれる可能性はかなり減るんですね。ただこのU字ロックは結構細めなので、ガードレールの大きさ次第では「地球ロック」は難しいなと思いました。
少し安心できるようになった
「ROCKBROS」のU字ロックのレビューでした。
不安ならばこのロックに合わせて「盗難防止GPS」のアイテムなどをつけると、より一層安心できると思います。実際に盗られないことに合わせて、自分が目を離している時に安心できるのはとても大きいことです。
僕は、アラート&GPS機能の「AlterLock Gen3」というアイテムを使っています。記事も書いたので良かったら合わせて読んでみてください。
▶︎大音量アラートと長距離GPSで自転車の盗難を防ぐ、「AlterLock(Gen3)」レビュー。 | signature – シグネチャー
僕も使っていく中でもっと良いロックを見つけたら紹介しますね。