ゲームが発表されて、久しぶりに泣きました。
僕がスターフォックスを最後にプレイしたのは、Nintendo DSで発売された『スターフォックスコマンド』
友達が貸してくれた『スターフォックス64』、CMから楽しみで攻略本まで買った『スターフォックスアドベンチャー』、試遊台で遊んだり、友達を家に呼んで何度も対戦して遊んだ『スターフォックスアサルト』。スターフォックスは作品ごとにゲーム性が全く違って、ファンによって好きな作品が全然違ったのがスターフォックスだったと思います。そして僕にとって『コマンド』は、あえて言うとプレイして悲しくなってしまった作品でした。
僕はスターフォックスコマンドを発売日に買った記憶があります。スターフォックスコマンドも最後まで全部プレイしたんですよ。エンディングも全部見たし、操作にも順応しました。確かにボタンやスティックで操作したかったけど、慣れてしまったら、DSとしてはありかなとも思ってました。嫌だったのはエンディングです。僕はフォックスとクリスタルの関係が好きだし、スターフォックスチームの関係が好きだった。だから、ゆくゆくはコマンドで描いた未来が来るのだとしても、アサルトの次だと考えるとあまり受け入れられなかったんです。
ここまで書いてしまっていいのか分からないけれど…、それから『643D』『零(ZERO)』が発売されても、ハードは持っていたけどプレイすることはなく、“新しいスターフォックス”の発売を十何年も待ちました。(ちなみにバトルフォーアトラスは興味あるけどまだやってない…。)
“新しいスターフォックス”といっても、最初は、アサルトやコマンドの続きの話で“好きなスターフォックス”を作って欲しいという思いがあったんですが、だんだん「どんな形でもいいから、とにかく新作出て欲しい…。」という気持ちに変わっていきました。“Switchでスターフォックスの新作を開発中”“Switch2でスターフォックスの新作が発売されるかも”という噂はずっとありましたが、朝起きたら突然やってきた『スターフォックスダイレクト』で、あんなに感謝するとは…。

本当に開発してくれて、発売してくれてありがとう。続編がやりたいです(強欲)
今作も643Dや零と同じように64をベースにしたリメイクではあるんですが、今までとは違う方向性に感じます。もしかしたらまたスターフォックスシリーズがリブートして続いていくんじゃないか…?そう思える新作発表でした。
今作のスターフォックスが発表されてから、すぐにSwitch2を買いました。幸い優先購入権はあったので、ニンテンドーストアで買うことが出来ました。
スターフォックス プレイレビュー(ネタバレ)

前置きが長くなってしまったのでここまで読んでもらってるか分かりませんが、プレイレビューを書きます。
すみません、ちなみにネタバレは全然あります!!
今のところまだ20時間しか出来てないんですが、ノーマルのルートと勲章、チャレンジモードは全部やりました。エキスパートは1回だけクリアしたという感じで、勲章はちょっとだけ、チャレンジモードはまだやってないです。
対戦モードはまだ1回もプレイしてないです。なので、ストーリーを何度かプレイして感じたことを書きます。
今作、1回のプレイでの密度と満足度はかなり高いです!!
色々言いたいこと書きたいことがバラバラだったので、分かりやすいように項目ごとに分けてみます。
操作性

コントローラーはSwitch2 Proコンを使っています。
アーウィンを動かす操作性がクセになる

アーウィンは動かしていて本当に楽しいし、クセになりますね!動かしている感覚としては、64とアサルトを合わせたような感じです。
最初に動かした時はちょっとコツがいるような気もしたんですけれど、慣れるまでは早かったです。64の操作感を踏襲しているような感じなんですが、今作の方が動かしやすく感じました。
初めて勲章(ノーマル)を全部取れた

というのも、今作は遊びやすくて、勲章(ノーマル)も初めてすべて取れました!
64の頃にはすごく難しく感じていて、勲章どころか、クリア自体いつも上手くできなかったんです。
それと比べると今作は遊びやすくて、なんだか急に上手くなったような気がしました。グラフィックや敵の難易度も関係しているとは思うんですけれど、それよりもアーウィンの操作感が手に馴染んだからだと思います。
連射がかなり重要

今作をプレイしてサクサククリア出来るようになった理由の一つに、早いうちから連射のコツを掴めたからというのがあります。連射は上手くできるとダメージの入り方が全然違うので、かなり難易度が変わると思いました。
上手く最速で連射するコツは、タイミングです。実はボタンをタタタタタタ…と連打すると、上手く連射出来ないんですね。アーウィンはボタンを1回押すとレーザーを1発発射するんですが、ちょっとだけ長押しすると3連射するんです。そのまま長押しし続けるとチャージになってしまうので、チャージになる前にボタンを離し、撃ち終わりにタイミングよく発射ボタンを押します。そうすると3連射が繋がるように発射されて、最速で連射出来ます。
64の頃は普通に連打して撃っていたんですが(それもあって難易度が高く感じていた)、ハイパーレーザーを取得して維持しつつ、連射をしっかりして当てるとボスの体力はガリガリ削れて、かなり少なく感じますね。
これが上手く出来た時は本当に快感でした。ボスを倒していくのが楽しい。
エキスパートになると、ぶつかっただけでも一発で翼が折れてレーザーがシングルになってしまうのが、エキスパートのキツいところです…。

ランドマスターとブルーマリンは連打しないと連射にならないので、アーウィンと比べると苦手です。ランドマスターは弾速もちょっと遅めなので、なんか上手く当てられないですね…笑
特に、ブルーマリンの操作(レーザーと魚雷)はいまだによくわかっていなくて、アクアスの勲章はいつもほとんど取れません…笑
チャージロック▶︎ボムは、操作のコツがある
ビームをチャージするとロックオン出来て、そのままボムを撃つと、ボムをホーミングして撃つことが出来るんですが、この操作がちょっとコツいりますね。A(レーザー)を押したままY(ボム)を押す必要があるのかと思ってたんですが、実はAを離してもちょっとの間ロックが維持されるので、親指はA▶︎Yと押し直すと上手く撃てるんですね。
操作のキーコンフィグはアップデートで来るんじゃないかと期待されてましたが、ボタンを押し直しでチャージロックボムを撃つのに慣れれば、キーコンフィグしなくても良さそうです。
ブレーキ+レーザー連射は、Switch2 Proコンがおすすめ
もうひとつ難しいと思った操作が、ブレーキ(Bボタン)です。
ブレーキはぶつかりそうな時以外に、攻撃ですごい役立つんですよ。オールレンジモードなどで敵とすれ違わないように、アーウィンをブレーキで止めながらレーザーを叩き込むと早く体力を減らせます。ただ、この時のブレーキが上手く押せないんですよ。ブレーキを押しながらレーザーを連射するのが難しいんですね…。
そこで僕はSwitch2 Proコンで『GLボタン』にブレーキを割り当てました。Switchの機能でキーコンフィグしてもいいと思うんですが、Switch2のProコンは、グリップの背面に、操作を割り当て出来る『GR / GL』ボタンがあるんです。ここにブレーキを割り当てると、中指でブレーキしつつ親指はレーザーを連射出来るので、ラクさが全然違います!
なのでジョイコンでは出来ないことなんですが、Switch2 Proコンの購入を迷っている方にはおすすめです。
ストーリー

スターフォックスのストーリーは王道という感じがして好きなんですが、今作は64よりも更に深まっていると感じました。
大筋のストーリーは64から変わっていないんですが、プレイしてみると全然印象が違いました!まるで、別の物語を見ているような感覚です。
深掘りされたストーリー

ストーリーとしては、主人公フォックスのお父さん『ジェームズ・マクラウド』が立ち上げた旧スターフォックスが、悪の科学者Dr.アンドルフの罠にかかってしまい、ジェームズが行方不明に。
そしてフォックスが大人になって立ち上げた新生スターフォックスが、ライラット系の危機とDr.アンドルフに立ち向かっていく…という感じなのですが、リメイクは深掘りがたくさんされているんですよ!結末だけじゃなくて、ストーリーの節々、登場人物のセリフや表情から受ける印象が全然違うものになっていると思いました。
新しい解釈になったフォックスの物語

特に印象深いのは、フォックスの成長物語ですね。
実は元から海外のフォックスと日本のフォックスは、性格の表現や、台詞回しが全然違ったらしいんですが、僕は日本語版のフォックスに馴染みが深かったので、今作はかなり変わったなと思いました。(よくよく思い返せば、英語だった『アドベンチャー』と今作は、フォックスの性格が近いかも)

今作は、そうですね、ワイルドな感じがします。笑


スターフォックス64では、チームを立ち上げたばかりということもあり、フォックスがまだリーダーとして未熟という面があったんです。
そして戦いを重ねていって、リーダーとしても成長するし、仲間との絆も深まっていって本当のチームになっていく…。
だけどそれが分かるのは何度も64を遊んだプレイヤーで、1周や2周したくらいだと、ストーリーからそれを読み取るのは難しかった気がします。

しかし今作はセリフの変更、追加ムービー、そして結末の演出で、それがとても分かりやすくなっていると思います。

ファルコからのリーダーとしての信頼、スリッピーの親友としての立場、ペッピーの親心…。集中している時は通り過ぎてしまうかもしれないけれど、セリフをよく聞いてみると、物語が進むにつれて少しずつ変化しているんですよね。いい方向に向かっていくんです。フォックス自身も、成長しているのが分かる。


特にファルコのセリフからも、最初はあまりチームとしての結束がないのかなと思うんですが、物語が進んでいくと、フォックスだけじゃなくてチーム自体も結束していっているんだなと分かるのが良いです。

裏ベノムをクリアして現れるジェームズとの1シーンは、特に印象に残ってます。演出やBGMが64と全然違うんです。今作のスターフォックスは、このシーンが印象的になるように組み立ててあるんだなと気付いた時、すごく感動しました…。

そのあとの仲間との会話や、フォックスの表情は、何度見ても好きなシーンです。本当にいい顔をしているよ、フォックス…。
新規ムービーが本当に嬉しい

新規ムービーの数とクオリティが本当に素晴らしいです!!ストーリーの進め方や理由づけ、演出が丁寧だなと思いました。
ゲームを買って最初に起動すると、メニューに入るのではなくて、いきなり旧スターフォックスが登場するあらすじのムービーが始まります。64だとスターウォーズ的文字のロールと画像のみだったんですが、いきなり世界観に惹き込まれました。
するとそのあとはそのまま、トレーニングモードが始まるんですよ。トレーニングモードが始まる時にもムービーがあり、ペパー将軍からの依頼を受ける直前に、バーチャル空間でアーウィンの訓練をしているという設定になっているんですね。ここでのフォックスとペッピーのやりとりも、フォックスの成長物語の序章という感じになっていて本当に上手いです。
あと、ヤル・デ・ポンって声出せたんだ。しかもスペースダイナミクス社の社長だったとは…。
トレーニング自体も、バーチャル空間らしくなって、操作説明が丁寧になったり、内容自体も変わっていて良かったです。
ルート分岐の新規ムービーが、分岐の理由づけになっている

他にもステージクリア後、次のステージを選ぶ前にムービーが挟まれています。これがただのムービーじゃなくて、ちゃんと意味があるのが良いんですよ。



クリアしたステージから話が繋がるように出来ているんですが、次のルートをどうするか、なぜその惑星にいかなくてはならないのかがしっかり説明されているんですね。
そしてそれを選ぶのは、フォックス、プレイヤー自身というように、上手く受け渡してくれるようになっているんですね。
ステージの解釈が深くなっていて、それぞれの惑星やエリアを探索している気持ちになれる

次の惑星を選んで探索するときも、目的がはっきりしていると世界に入り込んでプレイできますよね。
しかも今作はグラフィックもリッチで細かくなっているのが相乗効果になっていて、その惑星に来た、そのエリアに来たという感覚があります。

メテオ
奥行きと幅、コントラストがすごい…。宇宙って感じがしますよね。

ソーラ
熱そうすぎる…。
表面に近づきすぎるとアラートが鳴るのが細かくて好き。
アーウィンのシールドは8000度まで持つらしいんですが、こんな惑星の表面を飛びながら中の人間まで保護できるのはすごくないですか??
キャラクター

新しいキャラクターデザインはかなり好みです。
ダイレクトで最初に出てきた「主翼を展開する」と言っているフォックス、毛の色も良いし顔も良いしキツネって感じの口で、一気に「良い!!」となりました。


声も合っていて、カッコいいです。(映画マリオギャラクシーと同じ、竹内栄治さんなんですね)64だとペパー将軍には敬語だったんですが、将軍との会話を聞いてるだけでも、全然性格が違うことが分かります。
グラフィックと世界観を一新したことで、登場人物も動物らしい外見になっているんですよ。フォックスも脚がキツネみたいな関節になってます。かわいい。顔も、このリアルさと性格がマッチして良いんですよね。このフォックスでアドベンチャーやったり、スマブラやったりしてみたいな。
クリスタルどうなるんだろう。

ファルコは元暴走族らしい、いかつい、目つき悪い感じになりました。
足も鳥の脚に。
声優は濱野大輝さん。声も渋くていい。その分セリフもテンションが少し抑え気味になって、ちょっと怖い感じが出てますよね。このファルコは強そう。

ペッピーも、もふもふなうさぎさんで、しかもちょっと毛並み的に若干年配感が出ててすごいです。
声優は坂本くんぺいさん。声も合ってますよね。

スリッピーは…カエル〜!
声優は松田志織さん。
それぞれ従来の作品とは性格が変わったように感じますね。
特にスリッピーは結構性格ごと変わった気がしました。それは顔よりも、声のトーンとか、台詞回しでそう感じるのかな?今作は好奇心がある秀才って印象が強くなった気がします。

改めてプレイしてみると、スターウルフとは戦いはするものの、あんまり会話とか関わりは多くなかったんですね。
ただめっちゃ口悪い。ウルフの「温室育ちがよ!」とか…。笑
おなじみのビルもキャットも結構一新されていて、特にキャットは全然印象違うんですよね。でも遭遇を重ねるごとに好きなキャラクターになっていきました。他のスターフォックスメンバーはムービーが豊富なのでじっくり見れるんですが、ビルやキャット、ウルフたちも大きなムービーで顔が見たいっす。





世界観がかなり変わったことで、64のころにあったギャグっぽいセリフはかなり変わりました。全体的に真面目な雰囲気に。
確かに「ここ、あのセリフじゃないのか〜」って思うことはあったけれど、雰囲気に合わさないなら浮いちゃうもんね。
ただ、中には聞き覚えがあるセリフもいくつかあったのは嬉しかったですね!
アーウィンのデザインが本当にカッコいい

今まではアサルトのアーウィンが一番好きだったんですが、今作のデザインが1番になりました。カッコ良すぎる!!!バランスもディティールもギミックも良すぎるんですよ。
スターフォックスといえば、アーウィンもキャラクターみたいなものだと思うんですよね。冒頭からGディフューザーの展開をじっくり見せてくれるんですが、シャフト?とかがすごく細かく動いていて、アーウィンのダイキャストモデルとかプラモデルが一気に欲しくなりました。良すぎるよ〜…。

ギミック以外にも、コーションマークとか細かいし、肉球でスタンプが押してあったり(かなり大きいから、描いてるのかも)細かいです。ファルコはアーウィンの翼に鳥の翼が描かれていたり。
細かく再現されたモデル、発売して欲しいです!!!
音楽

今作、音楽もすごいです。
あの曲もこの曲も、全曲アレンジされていて嬉しい。しかも、よく知ってるようなただのループじゃないんですよ。
例えば『スターマップ』『メテオ』とかは、コーラスごとにちょっとずつ楽器や構成が変わっていて変化があります。プレイしてると気付きづらいかも!!

月額400円のSwitch Onlineを契約していると聴ける『Nintendo Music』は、スターフォックスの音楽が特別配信されてます。
配信中の楽曲はこちら
タイトル
コーネリア
スターマップ
メテオ
エリア6
スターウルフ
メインメニュー
ベノム事件
作戦完遂
メインテーマ(Bonus Track)
聴けるのは今のところ10曲ほどですが、ソフトを持ってなくてもぜひ聴いてみてください。聴いたらプレイしたくなるかも。
全曲じっくり聴きたいから、サントラCDか、全曲配信を楽しみにしてます!
スターフォックス、突撃!

Nintendo Switcch2『Star Fox』のプレイレビューでした。
1時間弱くらいで1週出来るのも良いんですよね。何周かしたんですが、正直ぜんぜん遊び足りないです。セリフも聞き損ねてるものもあると思うし、試してないこともいっぱいあります。
最高総ヒット数は今のところ1500くらいなんですが、スターフォックス64を極めてる人は3000を超えるとか。すごすぎますよね。
ゲームのプレイレビューを書いたのは初めてだったんですが、言いたいことがたくさんあって、上手くまとめるのが難しいです。読みづらかったと思いますが、ちょっとでもプレイしたくなってもらえたら嬉しいです。
今作の世界観で、このスターフォックスの続きが見たいです!!個人的にクリスタルはもちろん出て欲しいけど、今まで見たことないような新しいストーリーのスターフォックスも見たいし、他のキャラクターのエピソードもどんどん見たいです。ウルフチームも、キャットもビルも良かった。より動物らしさを出したので、そもそもこの世界の成り立ちだったりとか、生活とか惑星ごとの文化の違いとか、野暮かもしれないけれどそういうのも表現されると良いなぁ〜。次回作求む!!!

