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FUJIFILMの新カメラ『X-E5』がとても気になってしまうので、冷静になれるように、使ってる『X-T4』と比べてみた。

どうしよう。

いま、かなりFUJIFILM『X-E5』が気になっています。Instagramのおすすめ欄にも、E5のボディや写真がずーっと流れてくるくらい。

僕は最近『X-T4』を使う頻度が増えてきています。クラシカルで良いなと思って使い始めたんですが、Canonに慣れている僕はなかなか上手く使いこなせていなかったんですよね。ところが最近、少しだけこのカメラとFUJIFILMについて分かってきて、使うのが楽しくなってきたんです。もっと使いこなせるようになりたいと思って持ち出すようにしているんですが、そこで発表されたのがこの『X-E5』

日本だと予約開始はまだ未定(2025年7月24日現在)。正直、買うのはちょっと無理だと思ってるんですが、使えるモノなら使ってみたいなぁ、撮ってみたいなぁと延々と気になり続けています。

こんな時には一度冷静になって、どんなところが違うのか、何が変わるのかを考えるに限ります!(主観)

この記事はそんな記事です。

X-T4とX-E5、違うところまとめ

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まずはX-T4との比較です。全部書き出すと大変なので、個人的に重要そうなところを書き出してみます。

変わっている部分を、X-T4のスペック

X-E5のスペックという順番に書きます。

内部スペック

センサーやシステム面など、表に見えない部分はこんな感じ

【センサー】
X-Trans CMOS 4センサー、 原色フィルター採用

X-Trans CMOS 5 HRセンサー 原色フィルター採用

【常用ISO感度】
最低160(拡張80)

最低125(64)

【有効画素数】
約2610万画素

約4020万画素

【画像処理エンジン】
X-Processor 4

X-Processor 5

【手ぶれ補正内蔵は変わらず】
センサーシフト方式5軸補正
最大6.5段(CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向)

中央7.0段、周辺6.0段

【最高シャッター速度】
シャッター速度 メカ1/8000秒

メカ1/4000秒

ただし、電子32000秒 ▶︎ 電子180000秒

【エフェクト】
X-T4と比べて、スムーススキン・エフェクトが追加

【使用バッテリー】
充電式バッテリーNP-W235

充電式バッテリーNP-W126S

【撮影可能枚数(バッテリー持続時間)】
ノーマル約500枚

約310枚

物理スペック

表に見えている部分、つまり見た目の部分や操作系などはこんな感じ。

分ける意味があるかは分かりませんが、長くなるので…。

【外観や操作系】
シャッターフィーリング、シャッター音

ダイヤルの操作性

フィルムシミュレーションダイヤル

【フィルムシミュレーション】
REALA ACE
ノスタルジックネガ

【デジタルテレコン】
2.0x , 1.4x

【ファインダー】
0.5型有機ELファインダー 約369万ドット

0.39型有機ELファインダー 約236万ドット

クラシック表示ファインダー

【液晶モニター】
3.0型 3:2アスペクト バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約162万ドット

3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約104万ドット

バリアングルモニター

チルト式

【ボディ素材】
Xシリーズ初のアルミ切削加工に

【サイズ】
幅134.6 × 高92.8 × 奥行63.8(最薄部37.9)mm

幅124.9 x 高さ72.9 x 奥行39.1(最薄部33.0) mm

幅134.6 mm ▶︎ 124.9 mm ( – 9.7 mm)
高さ92.8 mm ▶︎ 72.9 mm( – 19.9 mm)
奥行63.8(最薄部37.9) mm ▶︎ 39.1(最薄部33.0) mm ( – 24.7 mm 最薄部 – 4.9 mm)

【重量】
バッテリー、カード含み約607g

バッテリー、カード含み約445g

【起動時間】
約0.39秒

約0.5秒

個人的に重要なポイント

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色々まとめてみましたが、最後に判断基準にするポイントについて主観などを書きます。

【有効画素数】

約2610万画素 ▶︎ 約4020万画素

有効画素数自体は、約2610万画素でも僕にとって十分すぎるほどです!

僕はフォクトレンダー NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ SCというレンズだけを使っているんですが、開放の時は曖昧に写るし、絞ればはっきり撮れちゃいます。パソコンでアップにしても、ピントが合っていれば画素数足りないなと思うことは今のところ無いです。もっとプリントをするようになれば感想が変わってくるかもしれません。

しかし、この約4020万画素になることでやりやすくなるのが、クロップです。X-E5の場合、『デジタルテレコン』に使えるレバーが新たに付きます。これは単焦点レンズを使っている僕からすると、もっと望遠にして撮りたい時にものすごく役立つと思います。今はフルサイズ換算50mm相当の画角なんですが、撮った後に編集で切り取るのと、撮影する時にクロップして撮るのとでは全然考え方が違うと思いますね。軽くて広角のレンズをつけておいて、たまにデジタルテレコンで望遠にするという使い方は、カメラを軽量にするのにも貢献できるし、ひとつのレンズでいろんな楽しみ方をしやすくなるんじゃないかと思います。

画素数が増えることで、暗所に弱くなったりノイズの出方が変わるんじゃないかというのはありますが、画像処理エンジンも変わっているし、ノイズの出方によってはそれが味になったりする場合もあるので、なんとも言えません。

4000万画素のカメラを持ったことがないので、画素数アップでもっとくっきり写って感動するかも!というのもありますが、今までよりも違う撮り方が出来るかも?というワクワクも大きいですね。

【常用ISO感度】

ISO 最低160(拡張80) ▶︎ 最低125(64)

あんまり拡張ISOは使ってないので詳しく話せないんですが、より低い常用ISO感度が使えるということは、その分レンズの絞りを開けやすくなるんですよね。160と125の違いは、実際に使ってみると体感できないかもしれないですが、これはシャッター速度の仕様が変わっていることでもしかしたらメリット出てくるかもしれないなと思っています。

【シャッター速度】

シャッター速度 メカ1/8000秒 ▶︎ メカ1/4000秒
ただし、電子32000秒 ▶︎ 電子180000秒

X-E5では、X-E4から変わらずメカニカルシャッターが使えるのが嬉しいんですが、X-T4と比べてしまうと倍の速度違います。X-E5のほうが、最大速度がちょっと遅いんですよね。シャッター速度は、なにか動きの速いものをピタッと止めたい!という目的もありますが、レンズの絞りを開けたいときに露出を調整しやすいというメリットがあるんですよね。速い速度になればなるほど、暗い写真を撮りやすくなります。なので最大シャッター速度が遅いと、日中など明るい場所で調整がしづらくなって、明るくなりすぎてしまうことになります。

しかし、X-E5のすごいところは、電子シャッターだと180000秒の速度でシャッターを切れるようになっていることです。十八万秒。はやっ!

メカシャッターはX-T4と比べて遅いですが、電子シャッターは何倍も速く切れます。これは特にシャッター速度をオートにしている時にかなり使いやすくなるんじゃないでしょうか(実際に撮ってみないと写りは分からないけど…)

僕はX-T4で『メカニカル+電子シャッター』という設定を使っています。シャッター速度をオートにしている時、カメラがシャッター速度を可変させて明るさを調整してくれるんですが、「1/8000秒まではメカシャッターを使って、それ以上必要な時は電子シャッターに自動で切り替えて1/32000秒まで使って調整するよ!」というすごい設定なんです。電子シャッターに切り替わっている時にはシャッター音も電子的な音に変わってしまうので好みはありますが、設定を気にしなければ1/32000秒まで操作なしで使えることになります。

操作系のダイヤルには1/8000秒までしか刻まれていないので、それ以上の速さを使うためにはオートにするか、サブ電子ダイヤルなどを使う必要があります。

これでもレンズが開放でF1.4などだと、日中ものすごく明るい時はちょっと足りないような時もありました。しかし、X-E5の電子シャッターなら、これも解決できてしまう場面が出てくるのではないでしょうか。同じようにメカニカル+電子シャッターを使っていれば、明るすぎて困る場面がほぼなくなるような気がします。

露出設定に必要な設定数値は「段」という計算で正確に考えることが出来るんですが、僕は苦手なんですよね。なのでカメラ任せになってしまっています。ダイヤルを回してマニュアルで設定しておくときももちろんあるんですが、X-E5の仕様は露出オートにして撮りたい時の強い味方になる気がします。

これは、かなり惹かれます。

【操作系】

普段オートにして使うことも多い僕ですが、操作系はかなり気になるところです。ボタンが多すぎても使わないボタンが出てきてしまうところですが、それよりも気になっているのがダイヤルです。

X-E5は、ダイヤルの位置がかなり良いんじゃないかと思うんですよね。これも触ってみないと分からない部分ですが、X-T4と比べると、より親指で操作しやすい位置になっているんです。ダイヤルが、少しボディ背面側に出てきている感じなんですよね。

X-T4の場合、カメラを持ちながらダイヤルを回したくても、親指から若干届きづらい位置にあるんです。少し手をずらしても親指を届かせても、ダイヤル自体がすこし固めなので、なかなか回せなかったりするんですよ…。その度にいつも「操作しづらいな…」と思っています…。親指と人差し指でつまめば回せますが、つまむのはなんか違うんですよ。シャッターボタンからも指を離さないといけなくなるし、持ったまま親指でそのまま回したいんですよね。

それに比べるとX-E5の場合は、位置が全く違うことで、カメラをしっかり握ったままでもダイヤルを回しやすそう!ただ、固さは触ってみないと分からないです。勝手に回っても困るけど、回そうと思ったら素直に回ってくれるような、そんな固さだととても嬉しいな。

ただ、X-E5にはISO感度ダイヤルが無いんですよね。ダイヤルがないということは、ISO感度を電子ダイヤルに割り当てるか、オートにしておかないといけないということ…。個人的には上部にダイヤルがあると、電源を切っている時でも設定をしておけるし、モニターを見なくても設定がわかる場面があったりするんですよ。ここは実際に使ってみないと、使い心地が悪くなるのかは未知数かも…。

X-T4と比べて、ISO感度ダイヤルの代わりに配置されているのが、『フィルムシミュレーションダイヤル』です!!これはX-E5の目玉機能だと思うですが、フィルムシミュレーションをぱぱっと切り替えて使えて楽しそうですよね。

ただ個人的には、今のところそんなに頻繁にフィルムシミュレーションを変えて使うことは出来てないというのがあります。今は『PROVIA』にハマっていて、他のフィルムシミュレーションも使えるようになったら楽しいだろうなと思っているんですが、ダイヤルとなると活かせるか分からないんですよね…。せっかく新しくダイヤルがついたのに使わないとなると、なんだかもったいない気がするんです…。良い機能だとは思うけど自分に合うかが分からないという感じですね…。

他の新しい要素で言うと、ボディ前面についている『デジタルテレコン』が割り当て出来るレバーは、もしかしたらかなり使うかも。普段35mm~50mmだとそんなに困る場面はないですが、ちょっと自分から遠いものを撮る時には、広角すぎていろいろ写りすぎてしまうこともあります。そんなときにテレコンを使えたら、ちょっと便利そう。デジタルテレコンはレバーを使って行えるみたいで、倍率は1.4倍と2.0倍に出来るそうです。例えばいまはフルサイズ換算50mm(正確には52.5mm?)の単焦点レンズを使っていますが、これが1.4倍になると70mm。70mmくらいになると、物撮りに良い時が結構あるんですよ。広角よりもちょっと歪みが少なくなる感じがちょうど良いです。ブログの写真ではCanonのカメラで撮ることが多いですが、ズームを70mmにして撮ることがかなりあります。同じようにして使えれば便利そう。

50mmが2.0倍になれば100mmくらい。これはちょっとしたポートレートなどにも良さそうですよね(あんまりポートレートしないけど)。

僕的にもメリットはちょっとありそうなので、デジタルテレコンが使いやすい新レバーは使ってみたいところです。

そして他にも個人的に大事なのが、『シャッターフィーリング』です。シャッターの押し心地、反応、シャッター音ですね。

カメラを使っていて、数え切れないほど何度も押すシャッター。手に馴染むかというのを深掘りすると、いろいろ気にしたい部分があるんですよね。しかし実際に触って使ってみないと分からないのが本当に難しいところです。お店で試用してみて、最初は良いと思っても、使えば使うほど感想が変わってきたりするんですよね〜…。

X-T4は若干ですがシャッター音が好きではないんですよ。文字にすると「パタッ」という感じの動きで、もう少し一瞬さが欲しいなと思っていて…。ん〜、言葉にすると難しいんですが、軽すぎるよりも、重みは欲しい。だけど重すぎて必殺技のようになるとそれはそれで…困りはしないだろうけど、今求めているものとはちょっと違う…。

そして電子シャッターの音もあんまり好きではありません。3種類から選べるんですが、逆にメカよりも軽い感じの音で、しっくり来ていません。「チッ」とか「カッ」とか「ギャシッ」と鳴ります。今のところ「ギャシッ」にしていますが、これが電子音なので、手に伝わってくる感じは全くありません。電子音なのでオフにすることも出来ますが、オフにするとシャッターを切った感が無さすぎるので、オンにはしています。しかし音が好きじゃない…。さっき『メカニカル+電子シャッター』の設定で撮っていると話しました。これ自体はとても便利な機能なんですが、普段メカシャッターの音に慣れていると、急に電子音に変わっていたりするんですが、なんか結構びっくりするんですよね…。壊れちゃった??って思うくらい。

つまりシャッター音は、シャッターを切った感の中で僕にとってかなり重要なんです。

押し心地もかなり大事です。押した時に、ちゃんとその瞬間を記録したっ!という感覚が欲しいです。例えばラグがあると、記録はされていてもなんかシャッターを切った感じが弱くなるんです。連写機能はあまり使わないけど、指先と手に押した感覚は残りつつ、次々に撮りたい時にはついてきて欲しい。しかし軽すぎると面白くないし…。

X-E5になるとここはどう違うのか。こればかりは本当に触ってみないと分からない部分です。駅前のビックカメラに置いてないかな…。

【ファインダー】

0.5型有機ELファインダー 約369万ドット

0.39型有機ELファインダー 約236万ドット

ファインダーは、かなり使います。X-T4と比べて、X-E5はファインダーのドット数が落ちています。スペックで見るとネガティヴに見えますが、SNSや動画などでレビューを見てみると、そんなに悪いものではないどころか、気にならない、見えやすいという意見もあります。

しかし僕の場合、レンズがマニュアルなので、細かくピントを合わせたい場面ではファインダーを使ってかなり注視します。おおよそのフォーカスはレンズの距離計を使って合わせているんですが、開放気味でピントを追い込みたい時にはこのファインダーの見え方と画質が大事だったりします。

実は今のX-T4のファインダーでも、見えてない時があるんですよね…。合ってる〜と思って撮ってみると、良い感じに前ピンだったり後ピンだったりします…。視度は合っているんですが…。

ということで、ここは見え方次第では僕にとってかなりネガティヴな要素になる可能性があるかも。

もしかしたらファインダーの要素を削って調整したり、新しい『クラシック表示モード』なるものを使ってみると、また良く見えるようになったりするのかも…。

【液晶モニター】

3.0型 3:2アスペクト バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約162万ドット

3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約104万ドット

液晶モニターは、X-T4と比べてしまうと結構違うと思います。

違うのはドット数ではなくて、モニター自体の機構です。

バリアングルモニター

チルト式

X-E5では、チルト式というモニターになっています。バリアングルモニターはカメラの横側に移動してくるくると回せるモニターなんですが、チルト式はカメラの背面側で可動します。E5のチルト式モニターは下側に向いたり、上側に向けたりだけじゃなくて、カメラ前面側に回して自撮りも出来ます。

この辺りだけ見ると、むしろレンズから位置がずれていなくて見やすそうだし、自撮りが出来る位置に動くというのも良いですよね。しかしX-E5のチルト式モニターと比べるとバリアングルのほうが便利かもと思う動きがあります。それは、縦位置撮影の時の動きです。

カメラを縦位置にしたとき、バリアングルモニターの方向を変えると、上から見たり、下から見たりする時にはっきりとモニターを見えるように回転させて動かすことが出来るんですよ。しかし、X-E5のチルト式だとこの動きが出来ません。

これは実際に使ってみると、意外と気にならないかもしれないけど、気になるかもしれない。今まで出来てたことができなくなると、そんなに必要なかったなと気付けるかもしれないし、やっぱり必要だったじゃないかと再確認するかもしれないし。うーん。

【撮影可能枚数(バッテリー持続時間)】

充電式バッテリーNP-W235 ▶︎ 充電式バッテリーNP-W126S
撮影可能枚数 ノーマル約500枚 ▶︎ 約310枚

バッテリーは小型カメラ用のものになっているんですが、それに伴って撮影可能枚数、つまりバッテリー持続時間がかなり変わっています。

X-T4はエコノミーモードだと600枚持つとなっているんですが、実際にはもっと持っている気もするので、普段からノーマルにしています。

X-E5は310枚ほどみたいですが、これってかなり違うと思うんですよね…。ただ今のところ、X-T4の使い方的に何日か充電せずに使っていたりするので、実際に使ってみるとそんなに変わらないか、2日に1回充電するくらいに変わる程度かもしれません。スナップ程度にしか使ってないので、そこまでネガティヴな要素じゃないかも。

【ボディ素材】

ボディ素材は、『Xシリーズ初のアルミ切削加工』になっています。見た目でも大きく印象が違う部分だし、プロモーションでもそういった見た目の美しさを推していますよね。

僕はX-T4のブラックを使っているんですが、塗装が綺麗なのでそんなに変には思っていません。でも確かに、金属そのままのフラットさとか輝きって、なんか目を惹かれます。こうして長く書いているように、見た目だけで選ぶわけじゃないけれど、一応惹かれる部分ではあります。

【大きさ】

幅134.6 × 高92.8 × 奥行63.8(最薄部37.9)mm

幅124.9 x 高さ72.9 x 奥行39.1(最薄部33.0) mm

幅134.6 mm ▶︎ 124.9 mm ( – 9.7 mm)
高さ92.8 mm ▶︎ 72.9 mm( – 19.9 mm)
奥行63.8(最薄部37.9) mm ▶︎ 39.1(最薄部33.0) mm ( – 24.7 mm 最薄部 – 4.9 mm)

しかし見た目や使い勝手だけじゃなくて、もっと他にも気にしたい部分がその大きさと重さです。

まず大きさなんですが、X-T4と比べてしまうとかなりサイズ感が違います。僕は使ってるレンズも単焦点なので、そんなにしっかりしたボディは要らないんじゃないかと思うようになりました。カメラ自体が小さくなれば、カバンに入れる時にも必要なスペースが減るし、持っている時や首にかけている時のゴツさが変わります。それは印象ではなく、やっぱり自分の使い方にかなり関わってくるところなんですよね。

僕がX-T4を選んだのは、レンズに合うような外観という理由もあったんですが、「もしかしたら動画も撮るかも」という理由がありました。しかし使い始めてみると、動画はそのままCanonで撮っていて、X-T4はまったく動画撮影機能を使っていないんです。これは宝の持ち腐れと言ってもいいかもしれない…。

僕にとっていまFUJIFILMのカメラは写真撮影用。X-E5も動画機能はぜんぜん気にしていないし、写真が撮りやすくなるならX-T4から乗り換えたいくらいです(でもT4の見た目はとても好き)。

そして大きさはそこにとても影響すると思います。小さいカバンにしたいときとか。

【重量】

バッテリー、カード含み約607g

バッテリー、カード含み約445g

重さはかなり違います。

X-T4、レンズは200g弱だし、アダプターも金属製なので、スナップ用で気軽に持ち出したい気持ちがあるのに、1kgくらいある感じになってしまっているんですよ。手に持っている時はもう慣れたけど、やっぱカバンが重たいです。

もともとフォクトレンダー35mmを使うためにX-T4にしたというのはありますが、もうちょっと軽いレンズに変えようかなと悩んでいるくらい、今の僕に重さというのはネガティヴな要素になりつつあります。だからX-E5の軽さは、E4と比べて重くなっているとしてもかなり魅力的です。

ただまた使ってみないと分からないのは、グリップなんです。グリップが掴みやすいかで、どう重たく感じるかはかなり変わってきます。X-T4のグリップは個人的にちょっと浅く感じていて、それによってより重たく感じてしまっています。追加グリップも使ってみたんですが、重量は増えてしまうので、今は追加グリップなしで使っています。

X-E5は、X-E4と比べてグリップが追加されました。前面だけじゃなくて背面にも少し引っ掛かりがあるようです。このグリップの使いやすさによってはまた重さの感じ方が変わってくると思うので、実際に持ってみたいところですよね。

まとめ

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という感じで、X-T4とX-E5を比べた、個人的な考えをたくさん書いてみました。

結論から言うと、まず買えないと思います(拍子抜け笑)。
ひとつは予約開始時に買う資金がないこと。もうひとつはここまで考えても、撮れる写真自体はそんなに大きく変わらないんじゃないかということ。

確かに使い勝手はかなり変わるだろうし、手に入れられるなら使いたいけれども、実際そんなに普段から出歩いて写真を撮れているかというとそうではないんですよね。

お金があって、買えるものなら買って使ってみたい。でも今のところは買えないし、お金があってもお店に行って試したりして悩んだりしたいし、すぐすぐは決められないでしょう…。

でも、いいなぁ〜。

結局はこうしてぐるぐる考え続けてしまうくらいには、今気になってるカメラです。普段撮る習慣や撮る対象はそんなに変わらないのに、カメラを買ったら何か変わるかもと大袈裟に期待してしまうのは、やっぱりそういう魔力があるからなのか…。僕はカメラという機材だけじゃなくて写真自体も好きだけど、機材的なところにただ惹かれてしまう性分があるからなのか…。

ここまで1万字読んでいただいて、ありがとうございました。

▶︎FUJIFILM『X-E5』

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