初期の頃のTwitterの雰囲気がある!と言われているSNSの「Bluesky」
この間、招待制ではなくなって誰でもアカウントを作れるようになりました。
▶︎自分の好きなタイムラインを作れるSNS「Bluesky(ブルースカイ)」に登録してみた。
僕も試しに作ってみたんですが、なかなか言葉に表しづらい雰囲気があってすごく楽しいです。
Twitter・Xと同じになる必要は全くないかなとは思っているんですが、Twitter・Xとの違いが気になっている方もいると思ったので、いくつか見つけた部分を簡単に、あえて書いておきたいと思います。
Blueskyは「ATプロトコル」という新しい通信の仕組みを使っていて、そもそも根幹の部分からTwitter・Xとは違うんですが、今回はもっと分かりやすい使用感の部分です。
(XにアプデせずTwitterを使っているので、今回はTwitterと呼びます。)
分かりやすい違い
プロモーション(広告)が流れてこない
Twitterだとフォロワーのツイートだけ見ている時でも「プロモーション(広告)」が流れてきていたんですが、Blueskyだと流れてこないですね。純粋にフォローしているユーザーのポストだけが流れてきます。
それはそれとして、開発資金はどうやって得ているのか気になってます。
DMがない
ダイレクトメッセージ機能はないですね。他のユーザーのプロフィールを見ても、それらしきボタンがありません。
実装する予定があるのか、まだ実装されていないだけで開発中なのか…
改行できるプロフィール
Blueskyのプロフィールは、改行を使えます。編集中に改行をしても公開するとスペースになるか改行が適用されないことって結構多いと思うんですが、Blueskyの場合はちゃんと反映されます。
1行だけ空白の行を空けたい場合もちゃんと適用されます。僕はリンクを3つくらい貼っているんですが、押しやすいようにそれぞれ行を空けています。
他人のいいねが見れない
いいねはどんどん出来るんですが、どうも他人がいいねしたポストを見ることは出来ないみたいです。
どこかで、内部情報的には公開されていると見かけたんですが、他のユーザーのプロフィールを見に行っても「いいね欄」が見当たりません。
いいねしたポストってなんとなく見られると恥ずかしいような気持ちもあると思うんですが、逆に“面白かったポスト一覧を他のユーザーに見せる機能”なんかがあると面白い使い方が出来るかも…。
引用ポストはポストからは見に行けない?
Blueskyでもポストの引用ポストをすることが出来ます。
Twitterでは「〇〇件の引用」となっていて、そのツイートに対しての引用ツイートを見ることが出来ますが、Blueskyでは出来ませんね。
トレンドがない
Blueskyには(まだ?)トレンド機能がありません。
Twitterだとあるワードがトレンド入りしたことで何か起きたな、何かが話題になっているなと気付けた面もあったと思います。
そもそもBlueskyではコンセプト自体が違う(自分で見たいタイムラインをカスタムして使う)からか、トレンド機能はもしかしたら実装されないかもしれないですね。
動画は投稿できない
写真はばんばん投稿できるんですが、動画を投稿する機能はまだないようです。
動画となるとかなりサーバー負担が増えそうな気もするので、もっと安定していかないと実装が難しかったりするんでしょうか。
おすすめではなく、基本的にはフォローのポストが優先
Blueskyでは、基本的にフォローしたユーザーのポストや、フィードで拾われたポストを見る作りになっています。
Twitter・Xでは最近、おすすめとフォローのタブが常設されていて、気付いたらおすすめタブになっていることがあります。
一応おすすめのような扱いの「Discover」や「For You」というフィードもあるので、Twitterと同じような使い方も出来ます。ただ、それをタブにピン留めしておくかどうかはユーザーに委ねられていますし、フォローから自動的に切り替わることもないので完全に切り分けられています。
僕的にはおすすめを見ていると投稿された時間に関係なく無限にツイートが流れてきて、際限なく見てしまうところに悩んでいたんですよね…。
Blueskyで誰かが言っていたんですが、夜になるとポストがどんどん減っていくところも良いです。みんな寝たんだなとリアルを感じられるのが好きだったんだなぁと、Blueskyに来てから思い出せました。
翻訳ボタンもあるけど、Google翻訳などの外部機能に飛ぶ
海外の言語のポストには翻訳ボタンが付いていて、翻訳して読むことが出来るんですが、外部のサイトに飛ぶようになっています。
僕の場合は翻訳ボタンを押すと自動的にGoogle翻訳のページに飛んで翻訳を見れる感じになっています。
ブラウザーをアプリ内ブラウザーではなくてデフォルトブラウザーが立ち上がる設定にしておくと、翻訳を押すたびにSafariなどのタブが開いていく感じになります。
共通のフォロワーは表示されない
自分がフォローしているユーザーがフォローしているユーザーのプロフィールを見たとき、Twitterだと「誰と誰がフォロー」のように出ますが、Blueskyだと出ないですね。
あくまで“自分がフォローするかどうかを決める”というのがコンセプトの根本になっているからかもしれません。
まだ使い始めて1日くらいですが、簡単に使っていて気付いたところをまとめてみました。
こうしてまとめてみると、Twitter・Xと比べて出来ないところがあるからと言って劣っているというわけではない気がします。そもそも開発の思想やアプリのコンセプトが違うことで、使える機能や必要だと思う機能が変わってくるところもあるんだと思います。
なんとなく、Blueskyは個人個人の意思が尊重されているような気もします。