なにはともあれ、まずはマリオでしょ!みたいなところってあると思うんですよね。
何かアクションゲームをひとつだけ勧めるとしたら、僕は「スーパーマリオ」を勧めますね。
何か達成感を得られたり、上達を感じたりすることって楽しいと思いませんか?具体的に階段を上がったような気がしなくても、なんとなく前に進んでる実感があれば、飽きることってなかなかないと思うんですよね。そんな緩やかな上達を感じたいときに、ゲームってすごく良いんですよ。
特にスーパーマリオは、上達を感じられる素晴らしいゲームだと思います。最初はマリオ自体の動きに少しクセがあって、思い通りに歩かせたりジャンプさせたりするのがものすごく難しいんですよね…。立ち止まったつもりでもマリオが少し滑って、クリボーやノコノコに当たったり、ある時は穴やマグマに落ちたりするんですよ。それが重なってくると、ほんとイライラする(笑)
でもやっているとだんだんそのクセを自分のモノに出来てきて、ステージを進めることが出来ていくんですよね。気が付けばワールドもかなり進んでいて、そんなときにふと「上達したなぁ」と達成感を得られると思います。まぁでも、自分が上達したことに気付いてないことの方が、もしかしたら多いかも…。
なぜか達成感も得られる映画
何か映画を観たいなぁ…と思っているなら、僕は最近観た「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」をお勧めしたいです。
マリオファンにはもちろんなんですが、マリオとルイージしか知らない…むしろルイージって誰?みたいな人でも楽しめる映画です。
最初は僕、観るのを後回しにしていて、結局映画館には行きませんでした。いつかは観ようと思っていたんですが、去年の年末12月30日にAmazonプライムビデオで見放題配信が始まって、「とりあえず最初だけでも観てみるか〜…」くらいのダルさで再生しました。すると不思議で、いつの間にか止めるのが惜しいくらい食い行ってました。
分かりやすいんですよ。とても分かりやすい。
分かりやすくするって難しいことだと思うんですよね。何かを知らない人には説明を入れないといけなくなると思うんですが、説明が多くなりすぎるとストーリーの流れが止まってしまうし。
でもこのマリオの映画は、分からないことはあるんだけれど、大まかのストーリーは分かるし、最後までちゃんと辿り着ける映画だと思いました。
それでいて山あり谷ありで、視聴者も一緒に成長できる演出になってると感じました。最後は観てるだけなのに上達感があって、そしてそこには心地よさもあります。そういう達成感って、何か次のことや行動に繋がると思うんですよね。
納得と、意外性のある音楽
マリオは音楽も割と好きで、最近のシリーズはやってないんですが聴いたらなんとなく作品名が分かります。そのくらいのファンでも、映画を観ると音楽面でも楽しめると思いますね。いろんなシリーズの曲がアレンジされて、シリーズを超えて混ぜて作ってあるんですよ。これが本当にすごい。
ネタバレというほどネタバレじゃない気がするので書くんですが、映画の音楽で意外だったのは洋楽が使われていたところですね。マリオの映画だからマリオの音楽しか使われないという先入観がなんとなくあったんですが、あのイントロが流れてからもうなんか、やられましたね。「あぁこういうノリなのか」という意外性とか、斜に構える感じもなくはなかったんですが、でもその洋楽も好きで引き込まれてました。
個人的に感じたメッセージ
それから、映画のマリオたちの設定はもしかしたら賛否両論あるかもしれないんですが、僕は良いと思いました。今回のマリオはアメリカに住んでるところから始まるんですよね。そこからなんやかんやあってキノコ王国にたどり着くんですが、そこでピーチのセリフに「この世界は広い」というセリフがあるんです。映画の中だけのことを表しているようですが、僕はなんとなく現実世界のことも含まれてるように感じましたね。
マリオって日本だけじゃなくて、世界中の人が遊んでいますよね。色んな人生、いろんな境遇、いろんな考え方の人が遊んでいて、それがこのピーチのセリフやマリオの映画を通じて伝わってきた気がしたんですよね…。
とにかく結論を決めずに描き始めたので、だんだん何が書きたかったのか分からなくなってきました。
ともかく、何か映画を観ようかなと思っている方はとりあえず観てください!Amazonプライム会員だと、プライムビデオで見放題で観れます。
あとマリオ役の宮野真守さん、ルイージ役の畠中祐さん、ピーチ役の志田有沙さん、クッパ役の三宅健太さん、キノピオ役の関智一さん、ハマり役すぎました。