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【感想・考察】ビースト覚醒のデジタル版先行配信開始!感想と、削除されたシーンがなぜ削除されたかの考察。

配信が始まった「トランスフォーマー / ビースト覚醒」の感想をまた書いていきたいと思います。

ビースト覚醒は日本だと今年の8月4日に公開されたんですが、2023年10月4日からデジタル版の先行配信が始まりました(ディスク版は11月8日発売)。わずか2ヶ月ほどで配信開始って。最近の映画ってレンタル開始早くないですか?

僕はApple TVの良い画質で観たかったので、結局iTunesで買いました(笑)。何回も観るからというのもありましたが、おかげで本編だけじゃなくて特典映像も観れましたよ。

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映画館の迫力はやっぱり凄い

テレビは4K画質だったんですが、一番映画館と違うなと思ったのが“音”。音質というか、迫力が全然違うんですよね。もちろん自宅でもすごいスピーカーシステムを組んで観る方もいると思うんですが、僕のうちは普通。テレビの音質です。

映画館ではもうなんというか、音や音の振動から伝わってくるその場の雰囲気に圧倒されました。映画館に行くのが久しぶりだったというのもあって、最初は「音量がしんどいな…」と思っていたんですが、慣れてくるとその迫力が楽しいんですよ。映画館で観る楽しみには、音から伝わってくる情報も含まれていると思います。

それが家で観ると「あっ意外とおとなしいな…」と感じてしまいました。それもつまらなくなるわけではないんですが、映画館と比べるとやっぱり全然違う感じですね。

ビースト覚醒は映画館で1回しか観てなくて、まだ何回か観に行こうと思っていたんですが結局行けず。やっぱ同じ映画でも映画館にも何回か観に行きたいと思いましたね。

家でもちゃんとしたスピーカーシステムを組めば、またあの迫力で楽しめるんだろうか…。一体どれくらい費用かかるんだろう(笑)。

特典映像を観る楽しみ

僕は配信サービスのレンタルではなくて、iTunesで買ったので特典映像も観れました(iTunes Extraの機能みたいなので、特典が観れないデバイスもありました)。

特典映像は制作舞台裏だけじゃなく、削除されたシーンも全部観れます。削除されたシーンには「これを本編で観たかったな」と思うシーンもいっぱいあるんですが、一方で「本編はこういう意図があるからこういう演出になっているんだな」と考察出来たりもしたので、とても楽しかったです。

例えば公式が公開しているもののなかに、「もうひとつのオープニング」というのがあります。本編ではオプティマス・プライマル(ゴリラ または 子安)の語りと、マクシマルの故郷のシーンから始まります。一方でこの「もうひとつのオープニング」では、前作「バンブルビー」のその後、オプティマス・プライムたちが地球に来てからどうしていたかという、簡単なあらすじのような内容になっているんですね。

本編を観ると「オプティマスたちは地球に来て7年経っていて、その間サイバトロン星に帰る手段を探していた」という境遇は、会話から読み取るしかないんですね。「もうひとつのオープニング」では、実はその7年間地球に追いかけてきたディセプティコンたちと戦い続けていて、地球に潜伏していたということが分かる内容なんです。プライムの戦闘シーンもあるということで、「これが本編で観たかった!!」と言っている声もたくさん見かけました。

僕も最初はそう思ったんですが、これが削除されたのはやっぱり本編の演出意図があるからだと思うんですね。

「もうひとつのオープニング」だとプライムたちの境遇も分かるし前作との繋がりも感じやすいですが、そうなると今度はマクシマルたちの境遇などが分かりづらくなると思います。本編でマクシマルが登場するのも中盤からなので、最初にマクシマル達を登場させておかないと印象も薄いし、感情移入もしづらくなりますよね。

そして本編を観て感じた方もいると思いますが、この映画は人間・マクシマル・オートボット達の絆が結ばれていくということが、映画の結論としてとても重要なこととして演出されています。なので本編を観た時に、それぞれの登場バランスが良くないと、最後の結末の意味を感じづらくなってしまうと思うんですよね..

難しいところもあるとは思うんですが、今回はマクシマル達もバランスよく引き立たせるために「もうひとつのオープニング」を削除し、本編の構成になったんじゃないかと思います。

他にもいろいろ削除シーンが観れたんですが、より本編の考察を楽しむことが出来る映像になっていましたね。

ただ個人的には、削除された「エレーナとエアレイザーが仲を深めていくシーン」は本編にも入れて欲しかったなと思いました。

観るたびに新しい感想が出てくる

自分が感動した映画などはたまに記事を書くようにしているんですが、書いた後に感想が少し変わることもあります。でもそれってよく考えたら仕方ないところもある気がするんですよね。

記事にすると考えを整理出来る部分があるんですが、それによって映画の見方が変わったり、繰り返し観ることで考察が深まったりします。「ビースト覚醒」の感想を書くのは2記事目ですが、これからまた感想が変わるかもしれないですね(笑)。

「トランスフォーマー / ビースト覚醒」はAmazonプライムなどでレンタルが始まりましたが、iTunesやディスクなどを買って観てみても絶対楽しめると思います。

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