時計台ホール「ハンドフルート札幌初特別コンサート」と、札幌の旅。/ ハンドフルートとピアノ「CHILDHOOD」と共演。

10月5日と6日、札幌時計台にある「時計台ホール」でコンサートをしました！！

タイトルは「ハンドフルート札幌初特別コンサート」。ハンドフルート（森光弘さん）とピアノ（臼田圭介さん）のデュオ「CHILDHOOD（チャイルドフッド）」と、僕の3人でのコンサートでした。

時計台の中にあるホール

僕としては札幌どころか北海道も初めてだったんですが、話に聞いていたものを次々と見れて、頭が追いつきませんでした。時計台も地元の方の話によると「観光名所としてはそんなにだよ」と聞くこともあったんですが、実際に見てみるとやっぱりそんなことはなかったですね。何よりも時計台ホールと聞いて「近くにあるホールなのかな」と思っていたんですが、まさか時計台の中にあるとは。

プログラムは僕のソロもあり、CHILDHOODさんのソロもあり、コラボあり、何でもありのような内容でした。コンサートは5日（木）と6日（金）の2日間だったんですが、2日目はテンションが上がったこともあって、3人での曲が1曲だけ増えました。笑（1日目の方々ごめんなさい！）

ホールには最初からステージのようなものが組んであって、そこにはクラークさんが座られていました。演奏中は忘れていて、ふと視界に入った時に「誰かいる！？」と思ったらクラークさんみたいな。でも見守られているような感じもあって不思議でした。

ホールの響きも良かったんですが、さらにスタッフさんや音響さんの準備も念入りで、とても楽しく演奏出来ました。

こちらはCHILDHOODさん。ハンドフルートの森光弘さんと、ピアノの臼田圭介さんのデュオです。北海道では増毛町で演奏したことがあったんですが、札幌は初みたいでした。

CHILDHOODさんは、僕がハンドフルートを始めたきっかけでもあるんですが、森さんは僕の先生でもあります。僕が中学生のころ偶然テレビで観てから、僕もハンドフルートを始めました。それからCHILDHOODさんのファンにもなり、コンサートにはかなり足を運びました。それから大学生のころから森さんに習うようにもなり、思えば繋がりも長くなってきました。

森さんのハンドフルートは、言葉で表現しきれないような音で、心の琴線に触れます。臼田さんのピアノも僕は一番好きで、臼田さんが演奏した曲はどんな曲でも好きになれるんですよね。選曲だけなくお二人のアレンジも良くて、他では聴けない雰囲気があります。

そんなお二人と共演出来る日が本当に来るとは。企画していただいた櫻井さんや準備していただいた方々にも感謝していますし、僕もハンドフルートをやってきて本当に良かったと思いながら演奏しました。

臼田さんの伴奏はすごく演奏しやすく、いろんなことに気を使っていただいているのが音でも伝わってきます。それがCHILDHOODさんの音楽にも表れていると思うんですが、臼田さんのピアノソロを聴いた方には、伴奏のすごさだけがCHILDHOODの臼田さんの要素ではないと分かってもらえるはず。

ソロの時には裏で聴いていたんですが、客席で聴いていたかったくらいです。

いつもハンドフルートはマイクを使って演奏しています。ですが今回はホール自体の響きも楽しんでもらえるよう、生音でも披露してみました。

このあと臼田さんが続いてピアノで参加したんですが、実はあの場所でのアドリブだったんですよ！その後またハンドフルートでメロディーを演奏したんですが、そこも「臼田さんはそういう流れにしようとしているな」と2人で瞬間的に察知したアドリブでした。臼田さんの機転も凄いんですが、なんだか3人が一体になれたような感覚があってとても良かったと思いましたね。