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SONY「WF-1000XM4」のノイズキャンセリング体験談。

monopostを読んでいただいてありがとうございます!
高山大知(@daichihandfluteです。

みなさんは音楽を聴くとき、どんな方法で聴いていますか?
僕はスピーカーで聴くこともイヤホンで聴くことも両方あります。

MacBook Airのスピーカーで音楽を流しながらブログを書いたりすることも多いですが、最近はワイヤレスイヤホンで聴くことも増えました。

今使っているイヤホンは、SONYのWF-1000XM4という、ノイズキャンセリング機能がある完全ワイヤレスイヤホンです。

今までノイズキャンセリングイヤホンというのを使ったことがなかったので、僕の初めてのノイキャンイヤホンなんですが、使い始めて3ヶ月くらい経ったので、使ってみて思ったことなどを書いてみたいと思います。

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良いイヤホンを一度使ってみたかった。

イヤホンは今までAppleのAirPods(第1世代)をずっと使っていたんですが、音質などにはあまりこだわりがありませんでした。AirPodsはApple製品との安定性が良いですしね。僕もiPhoneやMacなどApple製品ばかり使っているので、これしか無いかなと。

ですが最近、AirPodsもちょっとバッテリーがへたってきてしまい、1時間くらいで充電しないといけなくなってしまいました…通話などをしてると、全然長時間持たなくなってしまったんです。


そんな時に、SONYのWF-1000XM4がセールになっているという情報を見かけAmazonへ行ってみると、なんと1万円引き。
WF-1000XM4は、ノイキャンイヤホンの中でも音質やノイキャン性能が良いという評判は聞いていたので、1万円引きは破格だ…!!と意欲が湧きました。

ですがそこで一度立ち止まり、「僕ノイキャンって使うのかな…」と考えたんですね。

あまり外に出ることも少なくなってしまったし、僕の場合、ちゃんと活かせるんだろうか…と。

そんな感じで理由を探しているうちにセール分の在庫が切れてしまったのか、少し経つともう普通の値段に戻っていました。笑
買わなかったことを一瞬後悔したんですが、それでも「そんなに良いモノなら一度試してみるか」と通常価格で購入。
セールのことは忘れました。セールなど最初から無かった。これで良いのです。

こういう経緯で、僕も初めてノイズキャンセリングイヤホンに触れることとなりました。

イヤホンのみでも十分なバッテリー保ち。
通話でも安心して使えます。

これがSONYのWF-1000XM4です。
カラーはブラックとプラチナシルバーの2色なんですが、黒いものばかり使うのもなぁ…とプラチナシルバーにしてみました。
真っ白ではなく、かわいさも感じられる色味で気に入っています。
イヤホンもケースもさらさらとした質感になっています。

イヤホンのバッテリー保ちは8時間ずつ。
ケース自体が充電ケースになっているので、ケースと合わせると合計24時間保つみたいです。ノイキャン機能をオンにすると少し短くなるみたいですが、それでも公称7時間ずつは保つらしいです。

イヤホンは通話で使うと両手が空きます。
なのでメモを取りたい仕事の電話のほか、ゲームしながら通話したり、作業したりする時に重宝するんですが、このバッテリー保ちは十分すぎますね…!
バッテリー切れを気にしなくて良くなったのは、ストレス要因がひとつ減ることに直結します。

ケース自体のバッテリー容量は接続して専用アプリで見ないといけないので、そこだけネックですね…あまりにも保つので充電を忘れがちです。笑
アプリはスマホ用のみ。Mac用も欲しいんですが探しても見つからない…あるのかな?
充電はUSB-Cでもワイヤレスでも充電出来るので、ちょっとワイヤレス充電の環境を作りたいな〜と思っているところです。そのうち。

イヤーピースはS・M・Lの3種類が付属しています。
しっかり耳に密着させるとより使いやすくなるので、自分の耳に合った大きさを選びます。

僕はSサイズを取り付けています。
元のMサイズだと僕には少し大きく、上手く耳にハマらず落ちやすかったので、Sサイズを使うようになりました。
他の使っていない交換用イヤーピースは元箱に収めています。「S」のところにMを置いている感じ。なんか専用のケースが欲しいかも。でもLは使わないだろうなぁ…


耳に装着する時には、まずイヤーピースをぎゅっぎゅっとつまんで潰してから耳にはめこみます。
ピースがまた元の大きさに戻ろうとするため耳に密着しやすくなるんですが、密着具合が良いとノイズキャンセリング機能の効果が高くなるんですね。

イヤホンのL・Rにはタップで反応するボタンが内蔵されているので、再生停止やノイキャンのオンオフ、外音取り込みのオンオフなどを操作することが出来ます。


左右で別々の操作にすることが出来るんですが、指でトンと軽くノックする感じで操作します。ボタンのようにクリック感があるわけではないので、この操作感は最初はちょっと慣れが必要でしたがすぐに慣れました。
操作時には女性の方が「ノイズキャンセリング」などとアナウンスしてくれて、切替したモードを教えてくれるようになっています。

僕はRに再生と停止、ダブルタップでは次の曲に、トリプルタップで前の曲になるように設定。
Lにはノイズキャンセリング・外音取り込み・モードオフの3つに切り替えられる操作を設定しています。

ノイキャン性能に感動。

ノイズキャンセリング機能を使ってみた感想は「感動」の一言でした。
日常って、静かに聞こえても思ったよりもいろんな音が鳴っているんです。
ノイキャン機能をオンにすると、そのほとんどの音がキャンセルされて、更に静かな空間が再現され始めてしまいます。
こんな音も消えるのか…!!という気付きは、初めてノイキャンに触れた僕からしたら新鮮そのものでした。

更に驚かされたのが、去年の12月始め。
僕は弟が所属するホンダ熊本の、都市対抗野球大会の応援のために東京に行きました。
熊本から千葉までの移動だったので、移動手段は飛行機だったんですが、今の飛行機というのは(会社によって違うものの)Bluetoothイヤホンが使えてしまうんですね。
いつも機内では飛行機の音がものすごいので、それをかき消すように普通のイヤホンをつけて大音量で音楽をかけていました。
大音量の音楽というのは耳に良くありません。僕も出来れば必要以上に音量を上げたくはない…
なので今回、Bluetoothイヤホンが使えるということで、WF-1000XM4のノイキャンを試してみることに。

するといつもの騒音が、完全無音とまではいかないものの、我慢出来るくらいまで抑えられてしまいました。
あの衝撃は大きかったですね〜
もうこれから乗る時にはノイキャンイヤホン必須というレベル。
ただ周りの声まで聞こえなくなってしまうので、誰かと一緒に行った時には一度「ノイキャンつけるね」と断りをいれてから使うのが良いかも。
機内サービスの飲み物とか回ってきた時は、トントンってされないと気付かない可能性すらあります。用法容量を正しく守りましょう。

飛行機移動はそんなに多くないので日常ではどうかというと、無くても良いんだけれどあると集中できる環境を作れるという感じでしょうか。

僕は今のところ、そんなに外出して作業することが無いんですよね…
家の中っていろんなモノがあったりするので、誘惑が多いというのは分かります。
なのでそのうち時間が作れるようになったら、外のカフェなどに行って作業したいなと思っていたりもするんですが、今のところはまだそれを試せていません。

ですが家の中で使っても、十分ノイキャンの恩恵を感じることは出来ます。
最初の方にも書いたんですが、静かに思えても思ったよりも色んな音は鳴っているので、それが消えることで結構目の前のことに集中出来ます。

外音取り込みは、期待していた使い方が出来なかった

僕がもうひとつ期待していた使い方があります。
それは外音取り込みに関してです。
ノイズキャンセリングというのは外の音をカットしてくれる機能なんですが、外音取り込みはその逆で、イヤホンをつけていても周りの音を聴こえるようにしてくれる機能です。
これがあると、イヤホンをしていても人と会話が出来たり、周りの環境音から何かを察知したり出来ます。
まぁ、だからといって自転車に乗っている時に使うのはご法度だと思います…
危ないので自転車に乗る時にはイヤホンはしていません。

色んなところで、WF-1000XM4の外音取り込み機能はかなり自然だと目にしていたんですが、僕としてはあんまり自然には感じられませんでした…
アプリの方で音量を上げることが出来るので、自分が聞き取りやすいレベルまで音量を上げてみたんですが、それでも音楽を流しながら会話しようとすると聞き取れないことが結構多く…
あくまでも補助的な使い方になるかもしれません。
AirPodsProは、この外音取り込みが更に自然と言われているのでいつか試してみたいなぁと思っています。

僕はこの外音取り込み機能でやりたかったことがあります。
それは、音源を聴きながらハンドフルートを吹くことです。

ひとりで動画を撮る時やその練習の時、イヤホンで音楽を流しながらハンドフルートを吹きます。そうして後から編集で音源を重ね合わせて作るんです。
前はAirPodsでこれをやっていました。
イヤホンをつけるとどうしても自分の吹いているハンドフルートの音が聴こえづらくなってしまうため、装着は片耳だけにして、もう片耳で笛の音を聴く使い方をしていました。

それが、このWF-1000XM4の外音取り込み機能を使えばもっと聴きやすくなるのでは!?と期待していたんですね。

結論から書くと、これは上手くいきませんでした。

外音取り込みは、イヤホンに備えられた小型マイクが取り込んだ外の音を増幅して聴かせてくれる仕組みなんですが、これはある一定の音量までを認識すると、音をカットしてしまうようになっているみたいです。

例えば風が吹く外で外音取り込みを使って歩いていると、風切り音が聞こえます。
この風切り音が一定の大きさになると、自動的にノイズキャンセリング的な動作に移行します。おそらくユーザーの耳への影響を考えた機能だと思うんですが、これがハンドフルートを吹いた時にも起こるんですよね〜…

音源を聴きながらハンドフルートを吹くと、勝手にノイキャン状態に移行されてしまい、自分の音が聴こえなくなってしまいます…
設定からこの機能をオフに出来ないかな?と試してみたんですが、今のところ上手くいっていません。

ZOOMで行っているハンドフルートレッスンでも、僕がハンドフルートを吹いてみせたりするので使えないか試してみたんですが、やっぱり自動的にノイキャン状態になってしまい、自分の音が聴こえなくなってしまいます。
相手にはちゃんと音が伝わっているようでしたが、自分が聴こえないと意味がないんですよね。

なのでこの外音取り込みでは結局やりたかった使い方が出来ず…
音源を聴きながらハンドフルートを吹く時にはノイズキャンセリングも外音取り込みもオフの状態にして、装着も片耳だけにして使うようにしています。AirPodsの時と同じですね。

ノイズキャンセリング・外音取り込みの機能に関しての今のところは感想は以上です。

とはいえやっぱりノイキャン性能は素晴らしかった

僕が初めてノイズキャンセリングイヤホンを使ってみた感想を書いてみました。

ちなみに音質に関しては不満は無いです。僕が元々あまりこだわってないということもあるんですが…笑
アプリの方で低音・高音をいじることも出来るので、自分の好きな音色にすることも出来るんですが、今のところ何もいじらずそのままのナチュラルな感じで使っています。

ノイズキャンセリング機能はまだ試せてないこともあるんですが、本当にさまざまな音が消えてしまいます。音楽を流せば自分だけの空間が作り出せるので、そのうちカフェなどに行って使ってみたいです。

外音取り込みに関しては、本当に補助的に使う感じです。
歩いている時に何か聴きたい時にも使っていますが、イヤホンをつけていない時と比べるとやっぱり少し周りの音は聴こえづらくなっているので、しっかり周りを見ながら歩くことをおすすめしたいと思います。

このイヤホンのおかげでノイキャンイヤホンにも興味が出たので、AppleのAirPodsProもいつか試してみたいです。

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