こんにちは、高山大知(@daichihandflute)です。
最近、MacBook Airをモニターに出力して使うようになったことで、デスク周りのモノを少しずつ取り入れています。
ブログにはまだ書いてないけれど、モニターアームもそのひとつ。モニター付属のスタンドだと、大きい見た目が結構気になってしまったり、モニターを移動させるのが難しかったんです。それがモニターアームに変えたことで、デスク上が広くなって、モニターも見やすい位置に簡単に移動できるようになりました。
こちらは動画を作っているので、興味を持ってくれた方はぜひ観てください。
しかし、ひとつ問題が片付くと、再び現れるのもまた問題。
これは僕のモニターの様子。
足はスッキリしているんですが、モニターの下にケーブルが見えていますよね。
僕が使っているJAPANNEXTの4Kモニターは、端子がかなり下についていて、繋いだケーブルが正面から見えてしまうんですよ…。モニターは伯父から受け継いだモノなので当分買い換えるつもりはないんですが、この見た目は改善したいです。
ということで、ケーブルが繋がれている向きを改善すれば良いので、接続する向きを変えるアダプターなどを探し始めました。2台のMacの映像を出力しているDisplayPortとUSB-Cケーブルは、L字のコネクタを使うことで解決しそうです。
問題は電源ケーブル。電源ケーブルは電力規格がしっかりしているものでないと使うこと自体が危なそうだし、ちょうど良いモノも見つからなかったので、アダプターで向きを変えることは諦めました。
そこで、あえて見せるように出来ないかと思って買ってみたモノがあるので、今日はそれを紹介します。
ケーブル保護チューブ「SLEEVE」
今回買ったのは、ケーブル保護チューブ「SLEEVE(スリーブ)」というアイテムです。これはいろいろな文具や収納グッズを販売している「ドケットストア」さんが企画したアイテム。「デンカエレクトロン」という会社と協力して製造されていて、車両や医療機器などにも使われているチューブだそうです。
ドケットストアさんではグレーやブラックのカラーが販売されているんですが、今回買ったのはオレンジの2メートル。このオレンジ色が本当に好きな色合いだったので、モニターアームと組み合わせたらどうなるか試したくて選びました。
▶︎ケーブル保護チューブ『SLEEVE 2.0m オレンジ』/ ドケットストア
ちなみに、0.5m、1m、2mのラインナップがあるんですが、オレンジの在庫は現在2mのみ(2025.1.16)。2mだと余りそうだったので、カットして使えないかどうかをドケットストアさんに問い合わせしました。
すると、カットして使うことも出来るけど、そのままではカットした部分からほつれてきてしまうので、非推奨だそうです。カットした部分をライター等の火で炙ることでチューブの素材が溶け、ほつれの発生を食い止めることが出来るそうですが、火の取り扱いには注意…と教えていただきました。
とりあえず今回はオレンジを使いたかったので2mを買ったんですが、もしかしたら途中で色を変更したり、別の場所に使う可能性もあるので、今回はカットせずに使用してみます。
そのほか、ケーブル用に買ったアダプターはこちら。
これはエレコムが販売しているL字アダプター。映像出力が出来る“USB-C 3.1 Gen2規格”に対応したモノを選んでいます。
もうひとつ買った、Duttekというメーカーが販売しているDisplayPort 1.4のL字アダプター。持っているケーブルが8K60p出力対応だったので、一応規格を合わせています。
調べてみるとこういったアダプターは、端子の向きと、コネクターの曲がっている向きが様々なようです。買えたとしても、端子の向きによっては取り付けが出来ないので、モニターの端子の向きをよく見て買いました。
ケーブルチューブの取り付けに苦労した…
L字アダプターの取り付けは、ケーブルとモニターの間に挟むだけでとても簡単。ただ思ったよりも簡単じゃなかったのは、ケーブル保護チューブの取り付けでした。
ケーブルを通すだけだったら何の問題もないと思います。ドケットストアさんで販売されている、別売りの「HAT」というアイテムを使うことでも、するするとケーブルを通せてしまったりするそう。僕は持っていませんが、手で入れてみても全然できました。
難しかったのは、ケーブルを通したチューブをモニターアームに綺麗に沿わせたり、デスク裏に隠しているケーブルの長さを合わせたりするところです。
すぐ出来ると思って動画も撮り始めたんですが、完成までに1時間以上かかってしまいました…。
とりあえず一旦(笑)出来上がったので、それを見てもらいたいと思います!
見せたくないケーブルが、見せたいケーブルに。
これが取り付けた姿です!
モニターの下から見えているのが電源ケーブル。USBとDisplayPortケーブルは、L字アダプターにして見えなくなりました。
ちょっと見えている部分が多い気もしますが、黒いケーブルがそのまま見えていた状態と比べると、はるかに良くなったと思います。キーボードのオレンジパーツともなんだか相性が良さそうですね。
裏側を見ると、こうなってます。
イメージ的には、モビルスーツとかリアル系ロボットのエネルギーチューブが見えてる感じです(伝わらないと思う)。
USB等ケーブルは、電源ケーブルと一緒にモニターの方までチューブの中にまとめていて、アームの支点のところで取り出して分岐させています。
ケーブルはグレーだったり白だったりで統一感ない感じなんですが、同じようなメッシュ系になっているので、そこまで変じゃないような気がします。ただ、一度チューブにまとめて配線してしまうと、今度はケーブルを交換したりするのが難しくはなると思います。取り付け前にどのケーブルを使うか考えておくともっと良いかもしれません!
ちょっとこだわったところはこの部分。モニターを前から見た時に電源ケーブルの黒色が見えないように、ギリギリまでチューブで隠れるようにしました。
この長さ調節が本当に難しかったですね…。一度最後まで通してしまうと、チューブからケーブルの端をどれくらい出るようにするかの調節が厳しくなります。ケーブルを引っ張るのもあまり良くないし…。でもなんとか、正面からはケーブルの黒色もチューブの端も隠れて見える、良い感じになりました。
モニターアームへの取り付けは難しい
モニターアームのアームにはケーブルを隠せる機構があるんですが、ここにチューブごとまとめるのがかなりキツかったです。
ケーブルは隙間から押し込められる仕組み。しかしケーブルをまとめたチューブはそこそこ太くなるので、そのままだと押し込められませんでした。
どうしてもここにチューブごと入れたかったんですが、電源ケーブルの途中に太いパーツがついていたり、DisplayPortの端子が太かったりして、ケーブル端から入れて通すのも難しかったです。
なのでまずチューブだけを通して、ケーブルを通したらチューブに収めてスライドさせて収める…という、なんとも説明が難しいやり方で通しました。こうしてなんとか通せたんですが、何度も擦ったりしたことでチューブの素材が少しほつれてしまいました。
モニターがちゃんと左右に動かせるように、ケーブルの長さには余白を作っています。
ただ配置が良くないのか、ちょっとアームから離れるような形になってしまっているんですよね。
チューブは、モニターアームをデスクに固定しているクランプとデスクの隙間を通っていくようにしています。これはブログ「トトノエ」のえふぃるくんがやっていたチューブの通し方で、とても綺麗だったので真似してみたんです。
ただクランプを外さずにケーブルを通そうとしたところ、この隙間が狭すぎてかなり苦労しました。ここもまずケーブルだけを通したあとに、残りの隙間からチューブを通し、チューブにケーブルをまとめて、スライドさせたりなんやかんやしてすごく苦労しました。
また、こういういろいろな理由があって、ケーブルの交換はかなり難しくなりました…。
それから、チューブはカットせずに使っているんですが、余ったもう片方の端はMac Studioのケーブルの方へ。ただ長さが足りなくて微妙な感じになっています…。笑
素晴らしい!
白のアームに、“見せる”オレンジ色
この組み合わせ、かなり気に入りました。
実はチューブが届いたときにアームに仮重ねしてみたところ、なんか微妙な組み合わせかも…と思ってしまったんです。でもせっかく買ったし、微妙になっても経験になるから取り付けてみようと思い、着工。
しかし取り付けてみると、意外にもかなり良い組み合わせになったと思います!
ハーマンミラー「Flo」のミニマルなアームに、目立つオレンジ色のラインがカッコいいです。
夕方になってくるとちょっと部屋もオレンジっぽくなってくるので、さらに雰囲気が出る気がします!
モニターとアームがいろいろな向きになるのに合わせて、チューブがうねるようなラインになるのも面白い。
チューブの素材と色合いが良いからか、ちょっと光ってるようにも見えます。
黒いモニターアームにも合いそうですが、僕の白いアームにもいい組み合わせになって本当に良かったです。もちろんグレーや白いチューブも良いと思いますが、こうして思い切った色にしてみても楽しいですね。
このアームとチューブの組み合わせは、デスクの色や置いてあるモノによって雰囲気が合わなくなる可能性もあると思うんですが、とりあえず引き続き僕が好きなモノを集めて置いてみようと思います。
▶︎ケーブル保護チューブ『SLEEVE 2.0m オレンジ』/ ドケットストア