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テレビ版『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』第2話感想。

こんにちは、高山大知(@daichihandflute)です。

またまた大分書くのが遅れましたが、テレビ版のガンダムジークアクス第2話の感想を書いていきたいと思います。今回もネタバレありです。

劇場先行版は観ていませんが、劇場版の豪華版パンフレットの内容だけ読んでいます。

第2話あらすじ

第2話の舞台は、ジークアクス本編の前日譚になっている、宇宙世紀0079の1年戦争時です。流れとしては、シャアがガンダムと強襲揚陸艦ペガサスを奪取、第2次ソロモン会戦を経て、1年戦争がジオンの勝利で終わるところまで(ジオンの勝利というよりは、地球連邦軍が撤退したという形が正しいのかも)。

劇場先行版『Beginning』の最初に流れたのが、この1年戦争パートなんですが、僕たちが本来知っている宇宙世紀の歴史と違うんですよね。シャアがガンダムを奪取していたらどうなっていたか…というところから始まってるみたいなんですが、僕的には本当はもっともっと細かいところが色々正史と違っているんじゃないかと感じました(シャアがサイド7に至るまでの流れや性格、人物の関係性など)。

第2話感想

僕たちが観てた1年戦争の絵、構図、劇伴と一緒!!!

観れば観るほど「一緒じゃん!!!」って興奮しました…。

例えばザクのモノアイのアップから始まるところ、コロニーの連絡通路のドアが開いてザクがコロニーの中を覗くところ、ザクが着陸して鳥が飛ぶところ、デニムが望遠鏡を覗いて基地が見えるところ、ガンダムが立ち上がってカメラアイが光るところ、ザクがミサイルを屈んで避けるところ、ガンキャノンにビームサーベルを刺すところ…

書ききれないけれど、ニヤニヤしてしまうところがたくさんあった。

デニムやシャアのセリフも同じ。元々のセリフがそのまま出てくるところもあるし、ちょっと変わって「こっちがこれを言う流れになっているんだ!」と気付ける楽しさもあり。冷静に感想を書けるまで何回も観てみたんですが、何回観ても興奮してしまうのが凄いですね。

余談ですが、連邦技師?の「味方のモビルスーツが味方を攻撃しています!」という言い回しは、ちょっとギャグっぽく感じられて好きです。(あとテム・レイは生き残って、引き続き連邦軍のモビルスーツ開発をしてるってことになるよね)

劇伴(BGM)は劇場版1stガンダムから持ってきていたりして、グッときました。テレビ版の劇伴も好きだけれど、僕は劇場版用にアレンジし直された劇伴がとても好きなんですよ。演奏に勢いがあったり、楽器が変わっていたり、違う曲が繋がっていたりとか。劇場版用劇伴では、ガンダムが立ち上がる時に流れる曲から『颯爽たるシャア』に移っていくけれど、『ジークアクス』では、そこでシャア自身の戦闘テーマとして聴こえるのが面白いと思いました!

『ジークアクス』のシャアの声は新祐樹さん。最初は抵抗を感じてしまうくらい若い声で合ってないなと思ってしまったけど(失礼)、ちゃんと聞いていくと馴染んでいったんですよね。「ほう…」とか「ぬん!」みたいな唸る声や話すトーン、イントネーションなどが池田さんが演じていたシャアにも近い気がして、かつ若いシャアとしても良いと思いました。もっとこのシャアのセリフを色々聴いてみたいです。

シャアとシャリア・ブルの会話について。シャアがシャリアと出会ってからの会話は、僕はなんとなくしか観れていませんでした。なぜなら、1stガンダム第39話『ニュータイプ、シャリア・ブル』をちゃんと観ていなかったから。『ジークアクス第2話』の会話だけでもやり取りから意図を汲み取ることは出来ました。ただ、第2話を何回か観てから『1st39話』を観直してみると、色々なセリフや演出がジークアクスに組み直されていることに気付いて感動!!

使われている場面や話している相手は違うけれど、同じセリフを話していたり、話す人が変わっていたり(シャリアのセリフだったものをシャアが言っていたり)。ここに気付けるとやっぱり面白いと思うんですが、これって単なるオマージュだけではないとも思ったんですよ。

上手く言えないんですが、1stシャアとGQシャアは、性格や考え方、感性が違うのではないかと思いました。例えば1stシャアのシャリア・ブルに対しての評価とニュータイプ論は、ちょっとノンデリ感あるんですよね。シャリア・ブルのニュータイプ試験を1人で行かせてしまうし、シャリアがギレンとキシリアの間で板挟みになっていることに気づきつつも本人には伝えていない。挙げ句の果てには「ニュータイプは戦争の悲しき産物」とかララァの前で言っちゃう人なんですよね…。けれどGQのシャアはシャリアときちんと話し合って仲間にしていたりするし、そもそも考え方が違うことで行動が変わっている気がしました。

それがいわゆる冒頭の“ひらめき”になり、ガンダムやペガサスを奪取することになったのか?と…。全然違うかもしれませんが汗

ちなみに第3話まで観てから、ようやく劇場先行版のパンフレットを見ました。インタビューを読むと、『ジークアクス』は1年戦争の仮想戦記として作ってあるみたいなんですね。1年戦争だけじゃなくて、1年戦争が終わった後のこともちゃんと描きたいと言う意味が含まれているみたいです。元々の物語を改変しないでほしいという意見もたくさんあるかもしれないけれど、僕はとても良いと思いました。

宇宙世紀ファンからすると、シャアの行方やサイコミュなどの、宇宙世紀ワードの結論を見たい気持ちが強いだろうし、僕もそれは早く見てみたいです。けれど『ジークアクス』は“戦後”のこともちゃんと描こうとしているようだから、シャアたちだけじゃなくて、今までと違う新しい世界で生きるマチュ、ニャアン、シュウジ、そして周りの人たちがどうなっていくのか、どう生きていくのかを見ていきたいと思いました。

その他言いたいこと

・テレビ版では、1年戦争のイントロダクションと、第2次ソロモン会戦で何があったかはカットされていたみたいですね。ただ劇場先行版でしか観れないと言うことじゃなくて、物語の重要パートではあると思うから、おそらく放送されると思います。「人類が…」のイントロも劇場では流れたのかな…?そのうち観てみたい。パンフレットを見るとイントロダクションのカットがたくさん新しくなっていたし、これがテレビで流れないのはちょっともったいないね。

・年表を見てみると、ガルマは“とある私的な理由”で軍を除隊と書いてありますね。シャアに暗殺されなかった結果、そのままイセリナと一緒になったということで良いのかな。

・放送だと分からなかったけれど、同じようにパンフレットを見ていたら、ガンダムの採用によって『MS-14』がコンペに負けたと書いてあります。これはジークアクスの世界では、『ゲルググ』が採用されなかったということらしいですね。

・『01(ゼロヒト)ガンダム』はのパイロットはやっぱりどう考えても熟練すぎますよね。ビーム避けすぎ、ミサイルの撃ち方上手すぎ。テレビ版でカットされているところを考えて名前は出さないようにするけれど、僕は少し『金髪のあの人』の可能性もあるんじゃないかと思っているところ…。

まとめ

という感じで第2話の感想でした。

時間が経ってしまったので、本来書きたかったことも忘れているかもしれないです。SNSでも色々流れてくるから色々知ってしまうし、それを含めて感想にしてしまいそうなのが怖いですね。本当はもっと色々な考察を書きたいところですが、人に影響されすぎている気もするので、今回はこの辺にしました。書いていないですが、あれとかこれとかも考えてます。

それに僕は、こうして感想を言語化するのがまだまだ苦手みたいです。

でも書いてみると整理できるし、物語を少し噛めるんですよね。そして次観る時にも繋がります。

なので、感想を書くのは苦手だし時間はかかってしまうけれど、頑張って書いていきたいですね。

もう明日には第4話が放送…。第3話の感想も書かなきゃ。第4話からは劇場先行版のその先の話になっていくので、楽しみつつしっかり観ていきたいです!

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